ダイハツ ブーン ルミナス 新型車解説(2/2)
- 筆者： オートックワン 編集部
- カメラマン：村西 一海
何気に広い快適キャビン
フロントシートは、ベンチシートタイプと、セパレートタイプを用意。リアシートは握りこぶし2つ分の膝前空間もあり、圧迫感は無い。サードシートは子供なら余裕で座れるが、170cmを超える人間はさすがに長時間はきついと感じる。
しかしリアシート天井に格納した7インチワイドディスプレイによる、リヤエンターテイメントシステムなら、そんな若干の窮屈さも忘れさせてくれるはず。これには後席用ワイヤレスヘッドホン2個の他に、ビデオ端子とリモコンを装備。さらにオーディオシステムも充実しており、メモリー内蔵のミュージックサーバー（MP3/WMAディスク再生可能）が、ブーン ルミナスには全車標準で装備している。
ちなみにこの2、3列目へ乗り降りする際の後席ドアは、最大開口70度（3段階開口機能付）も開き、おまけに幅も広く採っている為、乗降性が断然しやすい。チャイルドシートからの子供の乗せ降ろしにはかなり重宝すること間違いないだろう。シートアレンジは4タイプ。7人乗りモード、3列目フラットモード（5人乗車）、2・3列目フラットモード（2人乗車）、ハーフラゲージモード（3人乗車）となる。収納スペースも20箇所に設置し、整理がしやすい収納アイテムが備わる。
ボディカラーは両車とも全9色を用意。価格も1,535,000円から2,073,000円までのラインナップとなっており、このクラスではまずまずの買い得感はあるだろう。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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