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<autobytel><cms_itemdetail><contents id="2971173" registration_day="2016/10/31" update_day="2016/10/31"><related_info catalogURL="http://mobile.autoc-one.jp/maker/" estimateURL="http://service.autoc-one.jp/m/estimate/SearchGrade.do?modelCode=" imgsrc="http://fitter.to/fitter/abtj_www/imgsrv/http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2971200/001_o.jpg?size=300w" model_id=""/><title>勝利に飢えたﾄﾖﾀがみせた!WEC第7戦 富士6時間の裏側</title><writer>山口 正己 </writer><cameraman>トヨタ自動車</cameraman><place/><price/><text>&lt;p&gt;10月16日に富士ｽﾋﾟｰﾄﾞｳｪｲで行なわれたWEC第7戦『富士6時間ﾚｰｽ』は近年,稀に見るいいﾚｰｽだった。主役はﾄﾖﾀTS050 HYBRIDであり,小林可夢偉だった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;今年ﾄﾖﾀは,ﾙﾏﾝ24時間を中心とする,WEC(世界耐久選手権)への参戦5年目を迎えた。ﾄﾞｲﾂのｹﾙﾝに居を構えるTMG(ﾄﾖﾀ・ﾓｰﾀｰｽﾎﾟｰﾂ有限会社)は,東富士の研究所と協議し,これまで培ったﾉｳﾊｳを集結させた思考回路で2016用のﾄﾖﾀTS050 HYBRIDを作り上げた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;WECの総本山であり,そこで勝たなければ意味かないと言われるﾙﾏﾝ24時間ﾚｰｽに照準を合わせてﾃﾞｻﾞｲﾝされたのだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ﾙﾏﾝ24時間の舞台となるｻﾙﾃ・ｻｰｷｯﾄは,当時400km/hにも達した最高速を抑制するため“2km以上の直線はNG&quot;という新ﾙｰﾙに呼応して,1990年に途中にｼｹｲﾝが追加されたものの,それでも平均速度は240km/h辺り。F1GP最速のﾓﾝﾂｧに匹敵する極めて特殊な高速ｺｰｽだ。まさにそこがﾙﾏﾝの特徴。ﾄﾖﾀ陣営は,2016年用のTS050 HYBRIDを,超高速の“ﾙﾏﾝｽﾍﾟｼｬﾙ&quot;としてﾃﾞｻﾞｲﾝした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;その結果は,如実に現れた。ﾙﾏﾝ24時間でﾄﾖﾀTS050 HYBRIDは,2回目の予選が雨に祟られる条件の中で,初日の予選で3-4位を記録した。燃料消費量が去年より10%ほど制限された厳しい規定の中で,1年前より2.806秒速いﾀｲﾑで13.629kmのｻﾙﾃ･ｻｰｷｯﾄを走って見せたのだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ところが,ﾙﾏﾝが特殊だったことで,逆の現象も起きていた。ﾄﾖﾀTS050 HYBRIDは,他のｺｰｽで,ﾎﾟﾙｼｪ919 HybridやｱｳﾃﾞｨR18 e-tron quattroに歯が立たないｸﾙﾏになってしまったのだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ﾙﾏﾝ24時間の勝利をほとんど手中にしたﾄﾖﾀTS050 HYBRIDの,“残り3分の悲劇&quot;が襲ったことは記憶に新しいが,その後,ﾄﾞｲﾂ,ﾒｷｼｺ,ｱﾒﾘｶと進んだｼﾘｰｽﾞで,ﾄﾖﾀTS050 HYBRIDは常に予選5-6番手に甘んじていた。ﾙﾏﾝ以外の戦闘力がﾎﾟﾙｼｪとｱｳﾃﾞｨより低かった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ところが,富士ｽﾋﾟｰﾄﾞｳｪｲで10月15日に行なわれた予選で,違う状況が見えた。ﾄﾖﾀTS050 HYBRIDが駿足を示したのだ。富士もｽﾄﾚｰﾄの長さが特徴だが,ﾙﾏﾝと同じく,一発の予選ﾀｲﾑでｱｳﾃﾞｨとﾎﾟﾙｼｪに遜色ないｽﾋﾟｰﾄﾞを見せた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;&lt;link attributes=&quot;target=_blank&quot; contentsId=&quot;&quot; linkId=&quot;304877&quot; name=&quot;入稿時編集可能ﾘﾝｸ&quot; nofollow=&quot;false&quot; pageno=&quot;&quot; parameter=&quot;&quot; prsourceid=&quot;false&quot; url=&quot;http://autoc-one.jp/toyota/special-2971173/photo/&quot;&gt;&gt;&gt;ﾄﾖﾀが今期初優勝!WEC第7戦 富士6時間を写真でﾁｪｯｸ&lt;/link&gt;&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;予選は,以下のｵｰﾀﾞｰになった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;1.1 ﾎﾟﾙｼｪ919 Hybrid&lt;/p&gt;&lt;p&gt;2.8 ｱｳﾃﾞｨR18 e-tron quattro&lt;/p&gt;&lt;p&gt;3.6 ﾄﾖﾀTS050 HYBRID&lt;/p&gt;&lt;p&gt;4.5 ﾄﾖﾀTS050 HYBRID&lt;/p&gt;&lt;p&gt;5.2 ﾎﾟﾙｼｪ919 Hybrid&lt;/p&gt;&lt;p&gt;6.7 ｱｳﾃﾞｨR18 e-tron quattro&lt;/p&gt;&lt;p&gt;さらに心拍数を上げたのは,それぞれのﾄﾞﾗｲﾊﾞｰのﾀｲﾑ。WECは,二人のﾄﾞﾗｲﾊﾞｰが予選ｱﾀｯｸを行ない,その平均ﾀｲﾑでｸﾞﾘｯﾄﾞが決まるが,個人別に見ると,小林可夢偉が最速,2位が同じﾄﾖﾀTS050 HYBRIDのｾﾊﾞｽﾁｬﾝ･ﾌﾞｴﾐだった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;すでにﾄﾖﾀTS050 HYBRIDが速いことは,予選日の午前中に見えていた。確認走行からいきなり連続周回に入ったところで,中嶋一貴のﾄﾖﾀTS050 HYBRIDがそのｾｯｼｮﾝの最速ﾀｲﾑを記録した。予選では,最初のｱﾀｯｶｰだったために,ﾀｲﾔﾗﾊﾞｰが乗ったところで走ったﾁｰﾑﾒｲﾄのﾌﾞｴﾐに先を譲ったが,中嶋一貴は,「ﾏｼﾝが富士に合っている」と笑顔でｺﾒﾝﾄした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;予選最速ﾀｲﾑを記録した可夢偉は,ﾙﾏﾝ以外のここまでとは違う流れであることを笑顔で語り,「明日,ぶっちぎったら,言ってることが本当ってとこになりますね」と豪語していた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ここで言う“違う流れ&quot;とは,予選とﾚｰｽのﾍﾟｰｽである。ﾙﾏﾝ以降のﾚｰｽでは,ｱｳﾃﾞｨとﾎﾟﾙｼｪに,予選で1秒突き放されても,決勝になると食らいついていけていた。ﾏｼﾝによって,ﾊﾟﾜｰをひねり出して「一発ﾀｲﾑを狙って走る予選ﾓｰﾄﾞの考え方が違うから」というのがその理由だ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;二人の合計ﾀｲﾑは,ｱｳﾃﾞｨとﾎﾟﾙｼｪに0.2差,さらに可夢偉が,最速。ﾚｰｽになればﾍﾟｰｽが逆転することがここまでのﾚｰｽで証明されていた。ﾄﾖﾀ陣営は,ﾚｰｽでやれる感触を掴んでいたのだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし,可夢偉はﾚｰｽ後,「ﾚｰｽはそれど甘くなかった」とｺﾒﾝﾄすることになった。序盤こそいいﾍﾟｰｽで走れていたが,ﾎﾟﾙｼｪもｱｳﾃﾞｨも,ﾍﾟｰｽﾀﾞｳﾝすることなく終盤を迎えた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;可夢偉がｽﾃｱﾘﾝｸﾞを握る6 ﾄﾖﾀTS050 HYBRIDは,6時間ﾚｰｽの1時間経過時点で,8 ｱｳﾃﾞｨR18 e-tron quattroに次ぐ2番手に着けて逆転を狙っていたが,ｱｳﾃﾞｨのﾍﾟｰｽは落ちなかった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そこでﾄﾖﾀ･ﾁｰﾑは,最後のﾋﾟｯﾄｲﾝでを給油だけで済ませる作戦を可夢偉に提案した。可夢偉はﾁｰﾑに,「勝つために行けと言われれば行くので言って」と伝えた。ﾋﾟｯﾄから,“その代わり,ﾀｲﾔ変えたらﾀﾞﾒ&quot;と言われ,可夢偉は「じゃ,行く」と答えた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ﾀｲﾔ無交換で,そしﾃﾄﾞﾗｲﾊﾞｰ交替なしで予定の倍の距離を走ることになったのだ。ﾚｰｽの残り45分の決断。8 ｱｳﾃﾞｨとの差から「それしかない」と考え,「逆転しに行きました」。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし,距離を走ったﾀｲﾔで,周回遅れを処理するのは簡単ではなかった。「もう,ﾄﾗﾌｨｯｸだけはやめてくれ,と思いながら走っていました」可夢偉に,ﾛｲｯｸ・ﾃﾞｭﾊﾞﾙがﾄﾞﾗｲﾌﾞする8 ｱｳﾃﾞｨR18 e-tron quattroがﾊｲﾍﾟｰｽで追いついてきた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;残り6分で2台の差は4秒少々,ﾃﾞｭﾊﾞﾙはｽﾊﾟｰﾄし,最終ﾗｯﾌﾟには1.3秒にまで縮まった。ﾙﾏﾝ24時間の“残り3分の悲劇&quot;が思い起こされる展開だった。しかし,ﾃﾞｭﾊﾞﾙも周回遅れを処理しなければならなかった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;可夢偉は渾身の力と集中力を振り絞って6時間を走り抜き,最初にﾁｪｯｶｰﾄﾞﾌﾗｯｸﾞを受けた。小林可夢偉にとって,2009年以来,長く忘れかけていた表彰台最上段は,自身初の世界選手権優勝だった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ﾁｪｯｶｰﾌﾗｯｸﾞを受けた瞬間の気持ちを可夢偉は,「ﾎﾞｸだけじゃなくて,みんなが勝ちたいﾚｰｽだったと思うので,そこに貢献できてよかったと思うし,ここで勝たなかったらどこで勝てるのか,というのが今ｼｰｽﾞﾝだったので,勝ててよかった。勝負は来年だと思っているので,その来年に向けていい気持ちで挑めるかな,と思います」と笑顔で語った。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;可夢偉はこれで,ﾁｰﾑﾒｲﾄと共にｼﾘｰｽﾞﾎﾟｲﾝﾄで23点差の2番手に躍り出た。F1と同じく優勝すれば25点を加算できる。「(ﾗｲﾊﾞﾙが)どこかで一回止まってほしいな(笑)。勝ちに行くつもりでやるしかないですね」。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;残りは2戦。2016WECは,ﾄﾖﾀTS050 HYBRIDにﾋﾟﾝﾄが絞り込まれて最終章に入った。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;[Text:山口正己]&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;b&gt;&lt;link attributes=&quot;target=_blank&quot; contentsId=&quot;&quot; linkId=&quot;304877&quot; name=&quot;入稿時編集可能ﾘﾝｸ&quot; nofollow=&quot;false&quot; pageno=&quot;&quot; parameter=&quot;&quot; prsourceid=&quot;false&quot; url=&quot;http://autoc-one.jp/toyota/special-2971173/photo/&quot;&gt;&gt;&gt;ﾄﾖﾀが今期初優勝!WEC第7戦 富士6時間を写真でﾁｪｯｸ&lt;/link&gt;&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;</text><image alt="" url="http://fitter.to/fitter/abtj_www/imgsrv/http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2971200/009_o.jpg?size=300w"/><image alt="" url="http://fitter.to/fitter/abtj_www/imgsrv/http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2971200/006_o.jpg?size=300w"/><image alt="" url="http://fitter.to/fitter/abtj_www/imgsrv/http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2971200/012_o.jpg?size=300w"/><image alt="" url="http://fitter.to/fitter/abtj_www/imgsrv/http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2971200/008_o.jpg?size=300w"/><image alt="" url="http://fitter.to/fitter/abtj_www/imgsrv/http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2971200/011_o.jpg?size=300w"/><image alt="" url="http://fitter.to/fitter/abtj_www/imgsrv/http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2971200/014_o.jpg?size=300w"/><image alt="" url="http://fitter.to/fitter/abtj_www/imgsrv/http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2971200/018_o.jpg?size=300w"/></contents></cms_itemdetail></autobytel>