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試乗レポート 2011/12/5 15:23

シトロエン DS5 試乗レポート/森口将之(2/2)

関連: シトロエン Text: 森口 将之 Photo: プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社
シトロエン DS5 試乗レポート/森口将之

DS5はC5よりもハイペースなクルーズが似合うクルマ

シトロエン DS5

エンジンは156psと200psのガソリン1.6Lターボ、1.6Lと2Lのディーゼルターボがあり、この2Lディーゼルターボで前輪、モーターで後輪を駆動する「ハイブリッド4」も用意された。

ハイブリッド4はプジョー3008に積まれてひと足先に登場したものと共通のメカニズムを使う。

来年夏頃に日本導入が予定されているのは、ガソリン1.6Lターボ156psとトルコン式6速ATのコンビで、C5と同じパワートレインだけれど、1,420kgの車両重量は日本仕様のC5より200kgも軽いから、あらゆる場面で加速に不満を抱くことはなかった。

シトロエン DS5シトロエン DS5

驚いたのはハイブリッド4のデキの良さだ。モーターによる発進やその後のエンジン始動はスムーズで、シングルクラッチ方式の2ペダルMTにありがちな変速時の減速感は、瞬間的にモーターを回すことでみごとに消してしまっていた。

オート、スポーツ、4WD、ZEV(ゼロエミッションビークル=モーター走行)の4つのモードの違いがはっきりしている点も印象に残った。ドライバーの気持ちがしっかり走りに反映できる。ハイブリッドカーらしからぬ「操る実感」が得られるのだ。

DS5の乗り心地は、DS3やDS4に似ていた。つまり同じクラスのCライン(DS5の場合はC5)のようなフンワリ感は味わえないが、サスペンションがしっとり動いてショックを絶妙にいなしてくれる。

シトロエンの良さはそのままに、癖を弱めたフィーリングだ。高速道路での直進安定性は文句の付けようがなし。

2,727mmのロングホイールベースが効いている。その分コーナーでの身のこなしはおっとりしているけれど、ステアリングの切れ味は自然で、ロールは抑えられており、よく動く足が粘り腰のグリップを発揮してくれるので、その気になればハイペースで山道を駆け抜けることができる。

つまりDS5は、スタイリッシュなフォルムやコクピット感覚のキャビンにふさわしく、C5よりもハイペースでクルーズするのが似合うクルマだった。

フランス車の中のフランス車と言えるシトロエンが、DS5では「グランツーリスモ」とイタリア語を使ったのは、この走りに理由があるのかもしれない。

筆者: 森口 将之
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