シトロエン C5 試乗レポート(4/4)

シトロエン C5 試乗レポート
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注目はハイドラクティブⅢプラスサスペンション

エンジン試乗

2L4気筒エンジン(143PS/20.8kg-m)でセダンの車両重量:1,600kgを引っ張るのだから、馬力荷重は11㎏/PS以上となり、それほど活発な運動性能は期待できない。お馴染みの4速ATもさすがに今となっては古さを感じる。もっとも日常的に平坦地を移動する人ならそれほど不便を感じないだろう。

一方V6の3Lエンジン215PS/30,5kg-mはC5を元気に走らせる。こちらは路面の勾配によらず出力に余裕があり、大抵のシチュエーションでも満足できるだろう。3Lと組み合わされるトランスミッションは6速で、ギアリングは比較的高く、100キロでのクルージングではエンジンは2,000回転に留まる。

C5の静粛性はレベル以上でどんな状況でも快適で穏やかな空間を楽しめるが、それに輪をかけているのがハイドラクティブⅢプラスのサスペンションだ。

鋭角的な突起には鋭く反応する場面もあるが、ウネリなどではサスペンションが独特のストロークをしてフラットな姿勢を保とうとする。コンベンショナルなサスペンションに慣れていると、最初はフワリとした感触に違和感を持つがこれがはまるともう離れられない。そうなるとあなたは立派なシトロエン党。もうシトロエンの魅力から逃げられないはずだ。

ハイドロのメリットは粘るような乗り心地とハンドリングだけではない。路面によって車高を変えたり、ツアラーに荷物をたくさん積んだ場面でもリア車高を上げるセルフレベリング機構が備わるなど、ハイドロならではの楽しみもいろいろある。

シトロエンC5、ちょっと気になる存在である。

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日下部 保雄
筆者日下部 保雄

大学卒業後、モータージャーナリズムの世界へ入り、自動車専門誌をはじめ各媒体に新車の試乗レポートやコラムを寄稿。最近では、雑誌媒体のほかにFMラジオやインターネット自動車情報サイトでも活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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