仏シトロエン、カクタスからデザインを受け継いだ新型「C3」を発表
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仏シトロエンは6月29日、3代目となる新型『C3』を欧州で発表した。
C3は、2002年に初代モデルが登場。その後、現行の2代目モデルが2009年にフランスで、日本では2010年に発表され、初代からの世界累計販売台数は360万台を超えるコンパクトカー。継ぎ目の無いルーフにまで及ぶ、広く長いフロントガラスの「ゼニスフロントウインドウ」を筆頭に、個性的かつ高いクオリティの内外装に、クラス最大級の室内空間が特徴とされた。
今回発表された新型C3のスタイリングは、「C4カクタス」から受け継がれたデザイン・キューを持つ。ボディサイドには、個性的な外観を演出するほかに、素材の内部に空気カプセルを入れ、衝撃や接触からボディを保護するエアバンプが備えられている。また、ボディカラーはツートンが設定され、ルーフカラーには3種類を用意する。
ボディサイズは、全長3990×全幅1750× 全高1470mm。ホイールベースは2540mm。
車内は、先代モデルよりも肩まわりで2cm増となる1379mmへ拡大。シートやダッシュボードの形状も工夫されており、高い室内空間を追求している。水平基調のダッシュボードの中央には7インチのタッチスクリーンディスプレイ装着。また、内装のトリムは4種類をラインアップしている。ラゲッジスペースは300リットルを確保。
搭載するエンジンは、68ps/82ps/110psの3種類のPureTech3気筒ガソリンエンジンと、75ps/100psの2種類のBlueHDiディーゼルエンジンを用意。組み合わされるトランスミッションにはMTで、追って6速AT仕様も追加予定。
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