シトロエンから独立した新ブランド「DS」誕生! DS5海外試乗レポート(3/3)
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- 筆者: 九島 辰也
- カメラマン:プジョー・シトロエン・ジャポン
まるで3リッタークラスのような力強さ
試乗車は2リッターディーゼルターボ+6MTと同エンジン+6ATが用意されていた。パワーはそれぞれ150psと181ps、最大トルクは370Nmと400Nmという数値になる。
排気ガスのクリーン化はAdBlueで行われる。一時メルセデスが使って話題となった技術だ。
簡単に言うと触媒内の排気ガスに尿素を噴霧して窒素酸化物を窒素と水に分解する。そもそもル・マンでの活躍でご承知の通り、同じPSAグループ内でプジョーが実績を積み上げてきた技術の進化版と考えれば信頼性は確かである。
実際ディーゼルのネガティブ要素が前面で出てくることはなかった。振動もガラガラというアイドリング時の音も気になるレベルではない。BMW3シリーズディーゼルと同じかちょっと静かなくらいだ。
それよりも出だしからの力強さの方が感動的で、排気量は3リッタークラスの自然吸気のように感じられた。
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