[試乗]久しぶりにキタ! フランスらしさ全開の小型ホットハッチ「DS3 PERFORMANCE Black Special」(2/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:和田清志
最初はちょっととっつきにくいけど、馴染んでくると急激に愛着が増していくから面白い
ミートしづらいと思っていたクラッチながら、1時間もすれば慣れて普通に扱えるようになってくる。シフトフィールも決して良くない反面、確実にゲートをセレクト出来るため、気にならなくなってしまう。
シートも案外横方向のサポート感あって「苦しゅうないぞ」。30年前にブームを起こした「プジョー 205」を思い出す。
43馬力もパワーアップしても、国沢光宏はまだ満足しない
DS3 パフォーマンスは、DS3のボディをベースに後付けフェンダーで車幅を稼ぎ、15mmローダウンのスポーツサスペンションをセット。18インチタイヤとブレンボのフロントブレーキ組んで、ベースモデル「DS3 スポーツシック」(165ps)に対し、208馬力という中途半端な1.6リッター直噴ターボを搭載している。
なぜ43馬力も向上させていて中途半端と言うか。グループのプジョーでは、確かに同クラスの「208GTI」では208(!)馬力だが、いっぽうで同じエンジン・同じ排気量ながら、270馬力を出しているモデルもあるからだ(308 GTi 270 by PEUGEOT SPORT)。
大雑把に言えば「少しだけスポーティでオシャレなクルマ」という位置づけ。
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