”クルマの格闘技”「WTCC」(世界ツーリングカー選手権)がもてぎへやってきた!(2/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:WTCC・ホンダ・プジョーシトロエンジャポン・ボルボカージャパン・Polestar・オートックワン編集部
予選でシトロエン勢が上位を独占、ただし第1レースはリバースグリッドでスタート
されどシトロエンは強かった。
ツインリンクもてぎの予選結果(表を参照のこと)を見ても解る通り、ホームコースながら上位をシトロエン勢に独占されてしまう。ちなみにWTCCの場合、第1レース目は10位からのリバースグリッド。遅い順に先頭から並ぶ。
当然ながら10位と9位だったホンダがフロントローからのスタート。シトロエンの3台は8~10位。
第1レースが始まると、さすがのシトロエンも抜くのに手こずり、ホンダの1~3位独占となった。結果だけ見ると「ホンダ凄いぞ!」になるかもしれないが、そういったハンデを考えれば微妙。短いインターバルの後に行われる第2レースこそ本番である!
メインの第2レースではシトロエンが優勝! 今年から参戦のボルボ・ポールスターにも注目
第2レースがスタートするや、シトロエンが逃げに入る。
ホンダのエースであるモンテイロは3番手のシトロエンを抜いたものの、もはやこれまで。実力として届かなかった。
なお2位に入ったシトロエンののホセ‐マリア・ロペス選手は暫定で3年連続のドライバーズチャンピオンに輝いている。
一方、健闘したのが今年から参戦してきたボルボ・ポールスター(ポールスター・シアン・レーシング)。
予選で6位と8位を確保。本戦も粘り5位と7位に入った。来シーズンはホンダにとって手強いライバルになるかもしれない。
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