autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート クライスラー 300 SRT8 試乗レポート/今井優杏 2ページ目

試乗レポート 2013/8/3 00:00

クライスラー 300 SRT8 試乗レポート/今井優杏(2/3)

関連: クライスラー 300 Text: 今井 優杏 Photo: オートックワン編集部
クライスラー 300 SRT8 試乗レポート/今井優杏

V8 6.4リッター「あえての」OHVサウンドに陶酔

クライスラー・300 SRT8

さて、クライスラー 300 SRT8はStreet and Racing Technologyの名の通り、圧巻の中身を持つ。

先述のグランドチェロキーSRT8と同じ6.4リッター V8、SRTエンジニア陣こだわり“敢えての”OHVエンジンを搭載、実に472ps、631Nmを生むそれは、『ごるるるる~』といかにもアメリカっぽいVサウンドとともに見事なまでにどこまでも深く加速する、懐の深い伸びやかなトルクを生み出していく。

最近はとにかく環境負荷対応型の小排気量エンジンにばかり試乗していたので、6リッター越えのV8、NAエンジンなんてものに乗ると無条件にキャハキャハしてしまうのは仕方が無いとはいえ、ぶわっと膨らむトルクの出し方もいかにもアメリカ的で好感が持てる。

やっぱり大排気量車は単純にキモチイイし、アメ車最高、イエ~イ!とイケイケ気分に火がついてしまう。

濃厚なアメリカンテイストに欧州車風のしなやかさをプラス

クライスラー・300 SRT8

しかし、ペダルフィールはしっかりと重めに作られているので、チョンと踏めばあっという間に法定速度オーバーしちゃう、というような軽快な感じではないのだ。加速を良い意味でルーズに楽しめるしかけは、欧州メーカーに無い味付けだと思った。

300 SRT8だけでなくすべてのSRTモデルにはビルシュタイン製のダンパーが装着されているのだが、こちらもビルシュタインだからといってガチガチのレーシング仕様ではもちろんない。

走行モードが選べる可変ダンパーは「オート」「スポーツ」「トラック」と選べ、普段はオートを選んでおけばクルマ側が勝手に路面に合わせて走行モードを選んでくれるのだが、一番ソフトなはずであるオートでもかつてのクライスラーにあったようなボワンボワンとした反響の残る、柔らかすぎるバネのような挙動はない。

クライスラー・300 SRT8

その辺はきっちりとドイツ車さながらで、初期はしっかりと硬く路面を捉え、後半にふわっと入力をいなす、というように、現代版の解釈をされた減衰になっていて、完全にアメリカ車を忘れたわけではないところにさらに好印象を持った。

スポーツはさらにダンピングが固められ、さらにトラックはおそらく“レーシングトラック”というところから来ているサーキットモード的な意味で、この“トラック”ではシフトパターンも変化し、さらにスポーティーな走行を楽しめる。が、このモードを選んだら何しろ6.4リッター V8エンジンだから、あっという間にどえらい速度域にまで達してしまうので、その辺色々気をつけていただきたい(ただし繰り返すようだが、こういうエンジンはちまちま運転しないでガッツリ踏んだ方が500倍楽しいのが悩ましい)。

クライスラー 300 関連ページ

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

クライスラー 300 の関連記事

クライスラー 300の新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

クライスラー 300 の関連記事をもっと見る

クライスラー 300 の関連ニュース

クライスラー 新車人気ランキング  集計期間:2017/6/22~2017/7/22

  • クライスラー
    300

    新車価格

    577.8万円756万円