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試乗レポート 2012/1/30 14:45

シボレー ボルト 海外試乗レポート/川端由美(3/3)

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シボレー ボルト 海外試乗レポート/川端由美

1.4リッターエンジンはあくまで「発電機」

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最大出力63kWの1.4L4気筒エンジンは発電機として使われるのみで、GMいわく、「エンジンからのトルクが直接、駆動力としてタイヤに伝わるモードはない」とのこと。遊星ギアと2基のモーターを持っているのはプリウスと同じだが、クラッチを持っている点が大きな違いだ。エンジンを切り離して電気モーターで駆動するEV走行をしていて、電池の残量が一定値を下回るとクラッチをつなげてハイブリッドに切り替える。2基のモーターは必要に応じて、発電用にも駆動用にも使われる。時には、両方が一緒に駆動力を伝えることもある。

ピュアEV「日産 リーフ」との戦いにも注目

シボレー ボルト 充電風景シボレー ボルト

もうひとつ、「マウンテン」なるモードがある。簡単に言えば、電池温存モードだ。昔、自動車にはよくあった「サブタンク」なるものだと思えばいい。

このモードを選ぶと、電池の底をあげておいて電力を温存する。いざ、山道に差しかかると、エンジンとモーターの両方でボディを引っ張り上げる仕組みだ。GM自慢のオンスターなる衛星ナビを使って、山道の手前で自動で切り替えなど朝飯前のように思えるが、アメリカの法規上、自動で走行モードを変えることはできないという。

充電時間は240V電源で約3時間、120V電源で約8時間。EVのみの最高速は161km/hだ。アメリカで発表されたデータでは、EV走行ができる距離は56マイル(EPA)だから、毎日の通勤に使う程度ならEV走行のみで済みそうだ。必要な電気代はガソリン代の約半分。エンジンで発電しながら走れば、1回の給油で344マイルまで走る。

あまりにもユニークな存在であり、発売前にはこのクルマが売れるかどうか喧々諤々だったが、ふたを開けて見れば想像以上に北米での販売を着々と伸ばしている。日産リーフとの販売台数争いでは、前半はリーフが大きなリードをしていたが、後半になってボルトが着々と販売台数を伸ばした。日本への上陸は未定だが、エコカー大国ニッポンでも勝負ができそうな実力派であることは間違いない。

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