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試乗レポート 2013/11/25 18:29

シボレー 新型コルベット(C7)試乗レポート/西川淳(3/3)

関連: シボレー コルベット Text: 西川 淳 Photo: ゼネラルモーターズ・ジャパン
シボレー 新型コルベット(C7)試乗レポート/西川淳

欧州勢にも匹敵するパフォーマンス

シボレー 新型コルベット(C7)シボレー 新型コルベット(C7)

Z51パッケージの7MTと6AT、そしてスタンダード仕様の6ATに試乗することができた。

結論からいうと、最も気に入ったのは、Z51パッケージのATモデルだった。とにかく、スタンダードと比べると、「これが同じクルマか?!」と思うほどに、キャラクターが際立つ。特に、走行モードをトラックにすると、“確変”に入ったかのようにクルマの雰囲気が変わってしまうのだ。

もちろん、スタンダード仕様でも、そのパフォーマンスは一級品である。けれども、いちどZ51の世界を知ってしまうと、あまりに穏やかすぎて拍子抜けしてしまうのだ。旧型C6のノーマルとZ06の差と同じくらい違っている。

シボレー 新型コルベット(C7)

ドライサンプエンジンが獰猛に唸りをあげ、それに呼応してステアリングフィールはガシッと重みを増す。オプションの巨大な“ラッパ”形状のエグゾーストシステムが、アメリカンマッスルそのもののラウドな重低破裂音を辺りかまわずまき散らした。

シャシーもまたビシッとスジの通ったハードライドになったぞ、と思ったその瞬間、クルマがひと回り小さくなったように感じられ、そのぶん自在に操ってやろうという気分になってゆく。実際、そのハンドリング性能は絶品というべきで、間違いなく世界最新のトップレベルに達している。

シボレー 新型コルベット(C7)
シボレー 新型コルベット(C7)シボレー 新型コルベット(C7)

むろん、7MTのZ51でも、スポーツカーとしての感動は変わらない。ハンドルに“付いたまま”のパドルシフトを引くとシンクロレブ機能が働く。各段に気持ちよくきれいに吸い込まれるシフトフィールもまた絶品だ。強力なV8エンジンを手足で操るという楽しみもまた、捨てがたい。けれども、新型のレベルにまで性能が上がりすぎてしまうと、3ペダルの操作を駆使して気持ちよく操るには限度というものがある。総合的にみて、ステアリング操作に集中できるAT仕様の方が好ましい。これもまた、最新ハンドリング性能の証ではあるまいか。

もっとも、Z51であっても、エコやツアーといったモードを選べば、穏やかな表情のグランツーリズモに徹する。眠気を誘うほどの快適さだ。新型C7のウリは、極上のGT性能と、絶品のFRスポーツ性能の両立にこそあった。

もう決して、アメ車のスポーツカーだなどと侮ってはいけない。そのパフォーマンスはジャガー「Fタイプ」やポルシェ「911」に匹敵するもので、しかも、欧州勢に比べれば日本でもアフォーダブルな価格設定になることだろう。

こんどこそ、アメリカ人だけに楽しませておくのはもったいない話である。

筆者: 西川 淳

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