BMW 新型X6 海外試乗レポート/九島辰也(3/3)
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- 筆者: 九島 辰也
ダイナミックな走りを楽しめ、かつ安全性も高めている
試乗したのはそのうちのひとつxDrive50i M Sport。その公道試乗とスキッドパッドやスラローム、それと簡単なオフロードを試走した。
といっても走りに関していい意味で特別な進化はない。低回転から高回転まで過給する2ステージのターボが全速度域で太いトルクを発生させる。ドーンとボンネットを上げながら加速する様は少しアメリカ車風で、イメージ以上の力強さをドライバーに感じさせる。0-100km/h加速は従来型−0.6秒の4.8秒となった。
もちろん、そこからの精緻な動きはBMWテクノロジーであり、スラロームも俊敏にこなす。これだけのボディを瞬時に方向転換させるのだからすばらしい。ステアリングを早めに切っていけば、揺り返しなど“おつり”はない。
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