香取慎吾氏がBMWのブランド・フレンドに就任!BMWの新型車”X2”をお披露目|発表会レポート

  • 筆者: 松田 タクヤ
  • カメラマン:松田 タクヤ

伝統を継承しながら、新しい世界観を提案するBMWの小型クロスオーバー X2

2018年4月16日、BMWから全く新しいコンセプトを取り入れたニューモデルが発表された。今最もアツいジャンルと言えるSUVのなかでも、とりわけ元気の良いコンパクトクロスオーバー市場に鳴り物入りで登場した、BMWの新型コンパクトクロスオーバー車”X2”だ。

BMW X2は、オフロード走破性能への期待が高まるXモデルらしい躍動感のあるスタイリングと、都会的なスマートさを兼ね備えたコンパクトクロスオーバーで、BMW自らが全く新しいコンセプトを具現化したモデルとしている。

一目でBMWと分かるキドニーグリルと、Cピラーには近年採用されなかったブランドロゴを配し、BMWの伝統と創造性を表現した。

全長4,375mm、全幅1,825mm、全高1,535mmのボディはBMW X1の全高1,610mmよりもさらに低く、日本の一般的な機械式駐車場にも収まるので、駐車場の問題でBMWのXシリーズを買いあぐねていた層にも響くサイズだ。

東京都内にて行われた発表会にはBMW株式会社 代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏のほか、BMWのブランド・フレンドとして就任したタレントの香取慎吾氏が出席し、会場を拍手の海で包んだ。

BMW X2の詳細情報 や、香取慎吾氏がブランド・フレンドとして就任したニュースは既にオートックワンで掲載しているので、この記事では発表会の模様をお届けしていきたいと思う。

>>香取慎吾氏も出席した、BMW発表会の模様を写真で見る【画像38枚】

BMW X2の関連リンク

>>BMWの新型コンパクトSUV「新型X2」発売…オフロードを強調したモデルも設定

>>香取慎吾氏がBMWのブランド・フレンドに就任…「自分の信じた道・まだ知らない世界に挑戦していきたい」

テレビそのままのキャラクターで登壇した香取慎吾氏につられ、会場も和やかな雰囲気に

発表会の舞台はさまざまな新型車の発表が行われることのある定番の場所だったが、BMW X2の発表会は他の発表会に来る報道陣の数よりも明らかに多かった。

現場スタッフのオペレーションも手一杯という感じで、「む、この発表会には何かありそうだぞ」という雰囲気をふつふつと感じた。

既に前述してしまっているが、発表会にはタレントの香取慎吾氏がサプライズ出演したので、今になると「あぁ、どうりでこれだけの報道陣を招いたわけだ」と思える。

2018年4月16日、BMW X2と同時に発表された香取慎吾氏のブランド・フレンドへの就任発表は、BMW X2の発表と同じくらい会場を輝かせていた。

ブランド・フレンドとして登壇した香取慎吾氏は、「BMWのブランド・フレンドのお話をいただいた時は、とっても嬉しい気持ちと同時に”ドッキリ”かとも思いましたね(笑)

先日、ペーター氏とランチをしてお話をしたんですが、食事中もどこかにカメラがあるんじゃないかって思うぐらいに幸せな瞬間でした。

色んな事を新しく始めている僕ですが、そんな僕とBMWが作る”新しい地図”が広がっていったらいいなと思います。そして、BMW X2のコンセプトは”UNFOLLOW”ですが、僕のインスタはフォローしてくれると嬉しいです(笑)」と冗談交じりにコメントし、会場全体を和やかな雰囲気にしていた。

同時に登壇したBMW株式会社 代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏は、「1999年に発売したBMW X5以降、私たちは全世界で540万台以上のXモデルを販売しました。

2010年の発売以降、Xモデルの販売台数はすさまじい伸びを見せています。これは、Xモデルが提供する”駆け抜ける歓び”によって”SUV(スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル)”ではなく”SAV(スポーツ・アクティビティ・ヴィークル)”、つまり楽しむための車へと変化したからです。

BMW X2は、BMWブランドに新たなラグジュアリーの定義をもたらすとともに、若く、クリエイティブで、活力があり、イノベイティブな車です。他の真似をせず、自分の道は自分で切り開くという考え方をもつ方に最もマッチするBMW X2を、ぜひじっくり感じていただければと思います。」と、新しいXファミリーの発表をとても嬉しそうにコメントしていた。

BMW X2のコンセプト”UNFOLLOW”とは、挑戦する人へのBMWからのメッセージ

SUVとしての力強さとBMWらしい美しさ、通常では相反する2つの要素を取り入れ、見事に昇華させた新型X2は、コンパクトクロスオーバー市場の新たな世界的ベンチマークとなるのは間違いない。

BMW X2"のコンセプト”UNFOLLOW”について、BMWはこのようなメッセージを綴っている。

「あなたは、何を信じ、誰に従う?

転ばぬように舗装された道か。個性を包み隠す、おそろいの服か。

権威や肩書きを振りかざす人か。顔の見えない大多数の声か。

そんなの、ぜんぶ、関係ない。本当に従うべきは自分自身だ。

心の声を聞こう。リスクを取ろう。常識をこわそう。

新しい自分が、そこから始まる。」

こう記された”UNFOLLOW”の本当の意味を知るのは、あなたがBMW X2を手に入れた瞬間からなのだ。BMW X2のステアリングを握り走り出したあなたの未来には、まだ見たことのない素晴らしい景色が広がっていることだろう。

発表会でペーター氏が幾度も繰り返していた”ミレニアル世代(1980年代から2000年代初め生まれ)”を主ターゲットとしたX2は、これから香取慎吾氏と共にプロモーション動画を制作し、随時配信していくとのことだ。

ある意味ニッチとも言える層をBMW X2がどれだけ取り込んでいけるか、そのためにどのようなマーケティング戦略をBMWが行っていくのかにも注目していきたい。

[Text/Photo:松田 タクヤ(オートックワン編集部)]

BMW X2の主要スペック
車種名 BMW X2

グレード

X2 sDrive 18i

パワートレイン

ガソリンエンジン

JC08モード燃費

15.6km/L

価格(消費税込)

436万円

全長

4,375mm

全幅(車幅)

1,825mm

全高(車高)

1,535mm

車両重量

1,500kg

乗車定員

5人

ホイールベース

2,670mm

エンジン種類

水冷直列3気筒DOHC

排気量

1,498cc

エンジン最高出力

103kW(140PS)/4,600rpm

エンジン最大トルク

220N・m(22.4kg・m)/1,480-4,200rpm

燃料

無鉛プレミアム

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者松田 タクヤ
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

BMW X1の最新自動車ニュース/記事

BMWのカタログ情報 BMW X1のカタログ情報 BMWの中古車検索 BMW X1の中古車検索 BMWの記事一覧 BMW X1の記事一覧 BMWのニュース一覧 BMW X1のニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる