BMW、六本木ヒルズ52F展望台で「i8 CONCEPT」「i3 CONCEPT」を展示 -BMWのPHV&EVは2014年に発売!?-

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BMW、六本木ヒルズ52F展望台で「i8 CONCEPT」「i3 CONCEPT」を展示 -BMWのPHV&EVは2014年に発売!?-
BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド) 画像ギャラリーはこちら

「ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル」に登場したあのコンセプトカーが六本木ヒルズに!

BMW i.BORN ELECTRIC TOUR.BMW i.BORN ELECTRIC TOUR.

BMWは、2011年に発表された同社のサブブランド“BMW i”の取り組みを紹介する「BMW i. BORN ELECTRICツアー」を、10月6日(土)から8日(月)の3日間、東京・六本木にある「六本木ヒルズ 森タワー 52階展望台」にて開催する。

同ツアーは、1年でニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ローマ、上海、そして日本という7都市を巡り、同社のeモビリティ・ソリューション「BMW i」ブランドを紹介するというものだ。

「BMW i」ブランドで現在用意されている車種は、コンパクトカータイプのEV(電気自動車)である「BMW i3 CONCEPT」と、スポーツカータイプのプラグインハイブリッドカー「BMW i8 CONCEPT」の2車種。

今回は、昨年の東京モーターショー2012でも出展されていたこの2車種のコンセプトカーが展示されるほか、カーボンファイバー(CFRP)を採用した基本骨格「LifeDrive構造」のスケルトンモデルも日本で初公開される。

また、同ツアー開催直前の10月5日(金)には、報道陣へ上記車両の公開と「BMW i」の取り組みが改めて紹介された。

BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド)BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド)BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド)BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド)BMW i8 CONCEPT(プラグインハイブリッド)
BMW i3 CONCEPTBMW i3 CONCEPTBMW i3 CONCEPTBMW i3 CONCEPTBMW i3 CONCEPT

プロジェクトは2007年から

BMW Group Japan 代表取締役社長 アラン・ハリス氏

「BMW i」発足の理由として、同社ではいづれ世界の人口の7割が大都市に集中すると考えており、その際に大都市におけるクルマ利用の問題を憂慮したことに始まるという。

例えば化石燃料の不足による価格高騰、今以上の深刻な渋滞、EVなど環境対策車以外の都市への乗り入れ規制の強化、地球温暖化などだ。今後、重大な問題となるであろうこれらに対応するため、2007年にBMWは「プロジェクトi」というチームを立ち上げた。

「プロジェクトi」ではまず、世界中のメガシティでリサーチやインタビューを実施した。クルマ社会が最も発達しているロサンゼルス、逆に公共交通機関が世界で最も抜きんでている日本、ロンドン、パリ、バルセロナ etc・・・。

その結果、持続可能な未来のモビリティとして考え出されたのが、車両のデザインから生産工程、使用されてリサイクルに至るクルマのライフサイクルまでを網羅したプログラム。

それが「BMW i」であるという。

基本骨格にカーボンファイバーを採用

カーボンファイバー(CFRP)を採用した「LifeDrive構造」スケルトン・モデル
カーボンファイバー(CFRP)を採用した「LifeDrive構造」スケルトン・モデルカーボンファイバー(CFRP)を採用した「LifeDrive構造」スケルトン・モデル

BMWでは、他メーカーのEVと同社のBMW iが決定的に異なるのは、「i3」「i8」は既存ガソリン車のシャシーを利用せず、ゼロから開発された独自設計である点を主張する。

BMWでは、重い電気モーター用バッテリーを収納しながら、いかにして自動車の重量を軽減するかという課題に直面。

その結果、高強度で超軽量のカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)をボディ全体に使うことに至った。さらに、車体下部は100%アルミニウム合金を採用。これらにより、バッテリーによる重量増を相殺するだけでなく、車両の重心位置を下げることができ、ダイナミックなドライビングが可能になった。

このカーボン&アルミ骨格のスケルトンモデルは、冒頭の通り日本では初公開となっている。

発売は2014年!?

BMW i.BORN ELECTRIC TOUR.

と、ここまでちょっと堅苦しい話になってしまったのだが、「BMW大好き!」という方や、「i8カッコイイ!」「生でi8が見たい!」「東京モーターショーで見忘れた!」という方も、この10月6日(土)~8日(月)はぜひi8&i3を見るチャンスなので、来場頂ければ幸いだ。

会場が52階展望台ということもあって、ひょっとしたら貴方も“イーサン・ハント”な気分に浸れるかも?

最後に「i3 CONCEPT」および「i8 CONCEPT」、いずれもコンセプトカーにとどまらず、すでに2014年に日本国内での販売も計画されているというのだから、さすがはBMW。価格は未定だが、i3は500万円前後になる可能性があるとのことだ。

BMW i. BORN ELECTRIC TOUR. TOKYO.

開催日 :2012年10月6日(土)~8日(月・祝)

開催場所 :六本木ヒルズ 52階 展望台 「東京シティビュー」

BMW i. BORN ELECTRIC TOUR. ご招待券のお申し込みはこちらから

BMW i8 CONSEPT 車両データ

全長×全幅×全高

4,630×1,944×1,276mm

ホイールベース

2,800mm

座席数

2(+2)

車両重量

1,480kg

最高速度

250km/hに制御

加速(0-100km/h)

4.6秒

加速(80-120km/h)

4.0秒

最高出力/最大トルク(システム・トータル)

260kW(353ps)/550Nm(56.1kgm)

最高出力/最大トルク(エンジン)

164kW(223ps)/300Nm(30.6kgm)

燃費

37.0km/L

eDrive 最高出力/最大トルク(電気モーター)

96kW(130ps)/250Nm(25.5kgm)

eDrive 電気駆動時の航続距離

約35km

eDrive バッテリー充電時間

標準 100%充電まで約1時間45分

トランクルーム

約150リッター

BMW i3 CONSEPT 車両データ

全長×全幅×全高

3,824×1,766×1,530mm

ホイールベース

2,570mm

座席数

4

車両重量

1,250kg

eDrive 最高出力/最大トルク

125kW(170ps)/250Nm(25.5kgm)

eDrive 最高速度

150km/h

eDrive 加速(0-60km/h加速)

3.9秒

eDrive 加速(0-100km/h加速)

7.9秒

eDrive 加速(80-120km/h加速)

6.0秒

eDrive 航続距離

通常の運転条件で130.-160km

eDrive バッテリー充電時間(標準)

100%充電まで6時間

eDrive バッテリー充電時間(オプション)

80%充電まで1時間

トランクルーム

約200リッター

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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