BMW 新型6シリーズカブリオレ 試乗レポート(2/3)
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- 筆者: 西川 淳
- カメラマン:BMW Japan
ラグジュアリーさとスポーティさが程良いインテリア空間
インテリアの雰囲気は、簡単にいうと(5+Z4)÷2である。
ドライバーオリエンテッドはBMWの伝統手法であり、このところその風味を強めているが、パーソナルビッグクーペ(&オープン)の6シリーズらしく、そこにラグジュアリーさとスポーティさをほどよくブレンドした。
なかでも目立つのは、クロームの“額”で囲われた10.2インチのフラットスクリーンモニターだ。
個人的には、こんなに巨大な画面に、しかもスポーツタイプのクルマでダッシュボードの一等席を陣取られるのは迷惑千万、すぐにでも引っペがして放り投げたい衝動に駆られる。
しかし、高価なラグジュアリークーペであり、“実際に買う層の年代を考えるとね、画面は大きいほど便利ということで・・・”というデザイナー氏の主張を飲み込むほかない。
車高が前作より低くなったにも関わらず、ヘッドスペースはわずかに広がった。さらに全長、ホイールベース、全幅が延びたことで、横方向とレッグルームにも余裕がある。
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