BMW 120iカブリオレ 試乗レポート(3/4)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:小宮岩男
BMW 120iカブリオレ 試乗レポート
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上品な走りと、22秒で全自動開閉可能な幌

直列4気筒エンジンフルオートマチック・ソフトトップ3

直列4気筒2Lエンジン+6ATというのが、120iカブリオレに与えられたスペックである。

フラット6とは違い、エンジンサウンドは普通な印象を受けてしまうが、吸排気のバルブタイミングを適切に制御するダブルVANOS(インテークバルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニック)が搭載されているエンジンの為、どの回転域からもカブリオレに相応しいパワーが感じられる。さらに重量バランスは、カブリオレモデルに至っても50:50を貫いているのもBMWらしい。おかげでハンドリングは至って素直。シャープ過ぎず、かと言ってダル過ぎない丁度良いナチュラルテイストに仕上がっている。

乗り心地も、ヤワではないものの、突き上げが少ない、しなやかなものにまとまっている。この印象が、多くのカブリオレモデルでは、オープン/クローズで変わってしまうものが多いのだが、あまり大きな変化がないのもまた美点だ。

しかもこの幌、たったの22秒で全自動で開閉可能。その上、時速40km/hまで開閉開始可能、その後速度が上がっても50km/hまで操作が続行されるというのである。これならば、急な雨や、うっかりトンネルの中に入ってしまったときなども、慌てず騒がずいちいち止まらずに操作ができる。こちらは至極便利だ。またクローズドにすると遮音性が高いので、乗り味はさほど変わらない。一粒で“スタイルと実用性”の二度美味しい雰囲気を味わえるのも、また魅力だ。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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