ナゼ!?ガソリンモデルよりも安い!BMW 7シリーズPHVが登場!
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遂にBMWのフラッグシップモデル、7シリーズにもPHVが登場
1977年に初代モデルが登場して以来約40年間、モデルチェンジ毎に革新的技術を数多く取り入れ、ラグジュアリーセダンの分野において確固たる地位を築いてきたBMWのフラッグシップモデル、7シリーズ。
10月13日(木)、そんな7シリーズに“iPerformance”の名が冠されたモデルBMW 740e iPerformanceが登場した。
iPerformanceとは、BMWのサブブランドであるBMW iブランドの技術を採用したプラグインハイブリッド(PHV)に用いられる名称で、これまでX5 xDrive40e iPerfomance、330e iPerformance、225xeアクティブツアラーiPerformanceの4モデルが展開さており、今回の5モデル目において7シリーズにもPHVが追加された。
EV走行は最長42km
搭載するパワーユニットは、最高出力258ps/5000rpm、最大トルク40.8kgm/1550-4400rpmを発生する2.0リッター直列4気筒BMWツインパワーターボエンジンと、113ps、25.5kgmを発揮するモーターを組み合わせる。モーターは8段ATの中に組み込まれており、システム合計では258ps、51.0kgmを発生。 0-100km/h加速は5.4秒(ヨーロッパ仕様)。EV走行は最長42kmまで可能。満充電にかかる時間は約4時間で、公共充電サービス「ChargeNow」も付帯する。
走行モードは、モーターとガソリンが最適なバランスで効率的に連動し、80km/hまではモーター走行が可能な「AUTO eDrive」、140km/hまでのモーター走行に対応する「MAX eDrive」、バッテリーを減らさないよう効率的に走行し、エンジンを回すことで100%まで充電できる「Battery Control」を設定。
価格(消費税込み)は、電動化技術の普及を図るべく、7シリーズのエントリーモデルを担う価格設定が行われており、ガソリンモデルの740i(1225万円)、740i M Sport(1296万円)より安い、BMW 740e iPerformanceが1169万円、BMW 740e iPerformance M Sportが1240万円。
13日(木)より注文受付を開始し、10月下旬にデリバリーを予定している。
BMW M社が手掛ける7シリーズのトップエンドモデルも登場
さらに、7シリーズのトップエンドモデルとしてM760Li xDriveも発表された。
M760Li xDriveは、BMW M社がチューニングしたMパフォーマンス・オートモビルシリーズで、最高出力610ps、最大トルク81.6kgmを発揮する6.6リッターV型12気筒BMWツインターボエンジンを搭載する。8段ATと4輪駆動システム“xDrive”が組み合わされ、0-100km/h加速は3.7秒を誇る。
モデルラインアップは、Mエアロダイナミクスパッケージと専用20インチアルミホイール、ダークブルーにペイントされたMスポーツブレーキ、スポーツエキゾーストシステムを装着するスポーツ志向の「M760Li xDrive」と、バンパーなどにクロームインサートを施すデザイン・ピュア・エクセレンス・エクステリアを装着し、エレガントなスタイリングを強調する「M760Li xDrive V12 エクセレンス」の2種類を用意する。
価格(消費税込み)は、いずれも2420万円。
BMW 740e iPerformance同様、13日より注文受付を開始し、2017年2月からデリバリー予定。
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