BMW 新型523iツーリング 試乗レポート(2/4)
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- 筆者: 菰田 潔
- カメラマン:オートックワン編集部
BMWの技術が凝縮された2.5リッター直6エンジン
523iツーリングのエンジンは、N52B25Aと呼ばれる2.5リッター直列6気筒である。
マグネシウム・アルミニウム合金のシリンダーブロックにより直列6気筒の重量のデメリットを解消しようとしている。
ポンピングロスを無くすバルブトロニック、細かいコントロールが可能な吸排気可変バルブタイミング、エネルギーロスを無くす電動ウォーターポンプなど画期的な技術力を満載したエンジンである。
最高出力は150kw(204ps)/6300rpm、最大トルクは250Nm/2750-3000rpmを発揮する。
8速オートマチックトランスミッションは幅広いギヤレシオを設定することができ、低いギヤは力強く走らせ、高いギヤは高速道路での巡航時のエンジン回転数を抑えることができる。これもエフィシェント・ダイナミクスのひとつの技術である。
ちなみに100km/hでのエンジン回転数は1800rpmだ。
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