BMW 535i 試乗レポート/小沢コージ(2/4)

BMW 535i 試乗レポート/小沢コージ
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Eクラスとは逆の路線を辿る5シリーズ

大きくなった新型5シリーズではあるが、見た目には逆に優しいエクステリアとなっている。

内部事情を想像すると、今のマッチョ&エレガントなデザイン路線を作った、チーフデザイナーの「クリス・バングル」が会社を去り、後継者の「エイドリアン・ファン・ホーイドンク」が、従来の路線を残しつつも確実にテイストを変えてきている。

特に分かりやすいのは、グリルを大きくしつつもカドの取れたフェイスで、去年登場した7シリーズを多少薄くし、スポーティにした印象を受ける。

このスポーティ感はリアへ行くほど高まっており、横からみるとリアドアの小ささがよく分かるし、後ろから見るともはや7シリーズとは全く違う。

前車が、横一線のメッキモールを使い水平基調で落ち着いているのに対し、新型5シリーズは、日産スカイラインにも似た変形ヘッドライトを使い、アクティブに見せている。

インテリアも同様だ。

パッと見はエクステリア以上に「7シリーズそっくりさん」なのだが、すべてオリジナルデザインで、よく見ると助手席前の“ヒサシ”的なデザインが短くなっていたり、微妙にスポーティかつタイトになっている。

しかし面全体が上向きで、開放感・落ち着き感は確実に旧型より増しており、外見同様、落ち着いた印象だ。前よりも攻撃度は抑えている。そういう意味では、今回イカツサが戻ったメルセデスのEクラスとは逆の方向性と言っていいだろう。

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小沢 コージ
筆者小沢 コージ

横浜市出身。バラエティ自動車ジャーナリスト。自動車メーカー、「NAVI」編集部員を経てフリーに。現在、雑誌やネットに多数連載。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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