BMW 新型5シリーズ 海外試乗レポート/日下部保雄(1/2)

BMW 新型5シリーズ 海外試乗レポート/日下部保雄
BMW 新型5シリーズと日下部氏 BMW 新型5シリーズと日下部氏 BMW 新型5シリーズを試乗する日下部氏 BMW 新型5シリーズを試乗する日下部氏 BMW 新型5シリーズを試乗する日下部氏 BMW 新型5シリーズを試乗する日下部氏 BMW 新型5シリーズを試乗する日下部氏 BMW 新型5シリーズを試乗する日下部氏 BMW 新型5シリーズを試乗する日下部氏 BMW 新型5シリーズを試乗する日下部氏 BMW 新型5シリーズ 535i 画像ギャラリーはこちら

従来より一回り大きくなった新型5シリーズ

BMW 新型5シリーズと日下部氏

BMWの中核を担う「5シリーズ」。初代5シリーズが登場したのは1972年のことで、以来現在に至るまでBMWを支えてきた。

「E60」と呼ばれる旧5シリーズは、クリフ・バングルの手によるアグレッシブなデザインを特徴としてきたが、「F10」と呼ばれる新型5シリーズは、今後のBMWデザインを引っ張るエイドリアン・ファン・ホーイドンクの手によるものだ。

BMW 新型5シリーズ 535i
BMW 新型5シリーズ 535iBMW 新型5シリーズ 535i

新型はロングノーズを特徴とし、全長4,910mm、全幅1,860mmに達する。これまでのE60より一回り大きくなった。

具体的にはE60より55mm長く、15mm広く、そしてホイールベースは2,907mmと80mmも長い。(※日本仕様での比較)

エンジンラインナップはガソリンエンジンが4機種、ディーゼルエンジンが2機種あるが、まず日本へ導入されるモデルは、直列6気筒のその名も懐かしい「528i」「535i」と、4.4リッターV型8気筒の「550i」のガソリンエンジン3機種だ。前者は3リッターの自然吸気エンジン、後者は3リッターのパラレルターボとなる。

日本導入にあたり、従来型よりも装備を充実させることでお買い得感を持たせているのもポイント。

BMWらしいカッチリとしたボディ剛性は、直進性にも乗り心地にも大きなアドバンテージを持っている。このクラスで、これほど乗り心地のいいクルマには乗ったことがない。

BMW 新型5シリーズ 535i

BMWの常で、ランフラット仕様の245/45R18タイヤを履いているが、サスペンションはフロントがストラットからダブルウィッシュボーンへと変更されている。

リアは使い慣れたマルチリンクのインテグレートタイプ。これに主として減衰力を変えることが出来るアダプティブ・サスペンションを使うと、さらに場面に応じて走りを変えることが出来る。

因みに、ダイナミック・ダンピング・コントロールを装備すると追加される「コンフォート」モードは、ソフトで極めてスムース。その代わり、路面から大きな入力が入るとちょっとバタつく感じを受ける。

「ノーマル」モードは、ある程度スポーティにも快適な乗り心地にも十分すぎる気持ち良さを享受できるので、常にノーマルモード固定でもいい位だ。この点ではメルセデスのEクラスディーゼルを凌ぐ。

BMW 新型5シリーズ 535i

室内はBMWらしく、ちょっとクールかつ艶もありドライバーを満足させてくれるだろう。

リアシートも延長されたホイールベースのために広いレッグルームが確保され、これならでかいドイツ人が前席に座っても後席は窮屈にならない。

パワーゲート付きトランクは結構広く、左右にえぐりがあるのでレクサスほどではないがゴルフバッグを積むのに困らないだろう。しかも奥行きはかなり広い。

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日下部 保雄
筆者日下部 保雄

大学卒業後、モータージャーナリズムの世界へ入り、自動車専門誌をはじめ各媒体に新車の試乗レポートやコラムを寄稿。最近では、雑誌媒体のほかにFMラジオやインターネット自動車情報サイトでも活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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