BMW 4シリーズ クーペ 海外試乗レポート/河口まなぶ(2/3)
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- 筆者: 河口 まなぶ
しかし、完全に3シリーズと同じかといえば違うわけで、特に乗る前に感じるクーペの流麗な雰囲気や、新たに作られたボディが醸し出す上品な感覚に、3シリーズにはない世界観を感じる。そうしてちょっと違った雰囲気を感じつつ走り出す。コーナーに対してステアリングを操作していくと…確かにそこに3シリーズにはない感覚があると分かるのだ。
クーペになったことで変わったのは、全高が低くなったことで重心高が低くなったこと。またワイドトレッドになったこと。
この2点が変わったことで、走りにはスポーティな感覚が生まれた。特に操舵から始まる一連の運動が3シリーズセダンよりもシャープさを増している。
スッキリ感がある、という表現が最も相応しいだろうか。また試乗車は19インチサイズのタイヤを装着していたこともあって、路面にベタっと張り付くような感覚となっており、総じて見るとセダンよりもスポーティな味わいとなったわけだ。
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