BMW 1シリーズ 新型車徹底解説

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BMW初 プレミアムコンパクトが登場

BMWから1シリーズが2004年9月21日発表となった。BMWがはじめてプレミアム・コンパクト・セグメントへ投入する商品でBMWの世界戦略車種である。

BMWは、従来より一貫して「駆け抜ける歓び」を追求したクルマ作りを続けている。今回登場したBMWのエントリーモデルとなるこの1シリーズももちろん同じである。この思いは、(1)FR(フロントエンジン・後輪駆動) (2)前後50:50の重量配分 (3)クラス初の5リンク・リア・サスペンション に見て取ることができる。ボディサイズにリミットがあるこのクラスのクルマでFRを採用すると、室内スペースなどで不利になる。だからVWゴルフなどライバル車はほとんど全てがFFとなっている。しかしBMWでは、走り味わい、後席に人が乗った場合や荷物を積んだ場合などの優れたトラクション(路面への駆動力の伝わり方)、ハンドルから伝わる路面状況のダイレクト感などを優先してあえて1シリーズにFRを採用している。

装備の充実ぶりも1シリーズの特徴で、オプションも含めると7シリーズ同等の装備にすることも可能になる。たとえば、エンジンスタートボタン、オーナーごとのオーディオやエアコンの設定等を記憶するインテリジェントキー、燃費や外気温、メンテナンス情報をインパネに表示するオンボードコンピューターなど。

日本での1シリーズのラインナップは、2リッター4気筒エンジンを搭載する120i、118i、1.6リッター直列4気筒エンジンを搭載する116iの3タイプ。エンジンと一部の装備に違いはあるが、ボディやミッションなど基本的なところは同じである。2004年10月1日より発売されるのは120iで、他のグレードは先ずは予約を受け付け、納車は2005年3月以降となる予定。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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