autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート ベントレー ミュルザンヌ 試乗レポート 2ページ目

試乗レポート 2010/5/27 16:49

ベントレー ミュルザンヌ 試乗レポート(2/2)

関連: ベントレー , ベントレー ミュルザンヌ Text: 金子 浩久 Photo: ベントレーモーターズジャパン
ベントレー ミュルザンヌ 試乗レポート

他とは一線を画した上質な世界が味わえる

ベントレー ミュルザンヌと金子浩久氏

エジンバラから、フォース湾沿いに少し東に向かい、北海側の道を南下して、スコットランドとイングランドのボーダーを越え、内陸に戻って来た。

キメが細かく、きわめて滑らかな革が張られたシート、メーターパネルやドアのウッドパネル。

よく見ると、ウッドパネルの木目は、キャビンの右側と左側で対称となっている。天然の木材を0.6ミリに削ぎ、木目が右と左に向き合うように作られているのが、ベントレー伝統の「ミラーマッチ」技術だ。

ベントレー ミュルザンヌ
ベントレー ミュルザンヌベントレー ミュルザンヌ

ミュルザンヌは、上質な、おそろしく手間が掛かったインテリアを持っている。もちろん、手間が掛かっているのはインテリアだけではない。

ボディはスチール製を基本に、軽量化のために要所毎にアルミが用いられ、成形には熟練工員による手作業の工程も少なくない。

ボディカラーは標準で115色(オプションは、また別!)、インテリアの革は17種類から選ぶことができる。お仕着せられるのではなく「選べる」ということが贅沢なのである。

最新のインフォテイメントも充実していて、その中心を司っているのが、60GBのハードディスクコントロールユニットだ。i-Podを収めるための専用トレイも設けられている。

新型ミュルザンヌの技術的ハイライトのひとつである気筒停止システムに注目して運転してみたが、ショックも皆無で、体感することはできなかった。

ベントレー ミュルザンヌベントレー ミュルザンヌ

巡航態勢に入ったとクルマが判断すると、6.75リッターV8エンジンの半分の4気筒を休ませる。それによって約2割の燃費を軽減できるという。

エアサスペンションとステアリングは統合制御され、オートマチックトランスミッションは8速化され、パドルが付いた。トルクが1,020Nmもあるから、回転を上げなくても、どこからでも力強くスムーズに加速する。パドルで変速しなくても、巨大トルクによって極めて滑らかに加速を終えてしまう。

走行モードは、スポーツ、ベントレー(ノーマルのこと)、コンフォートと3通りから選べるが、ベントレーが最も守備範囲が広く、快適だった。

重厚でありながら、かつてのアルナージよりも確実に軽快感がある。

ミュルザンヌは、大量生産のクルマとは一線を画する、きわめて入念に作られた、超上質なクルマだ。他と比較することなく、その独自の世界を享受したい。

ベントレー ミュルザンヌベントレー ミュルザンヌベントレー ミュルザンヌベントレー ミュルザンヌベントレー ミュルザンヌ
筆者: 金子 浩久

ベントレー ミュルザンヌ 関連ページ

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

ベントレー の関連記事

ベントレーの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

ベントレー の関連記事をもっと見る

ベントレー の関連ニュース

ベントレー 新車人気ランキング  集計期間:2017/6/21~2017/7/21