英国の超高級車ブランドまでもがSUV市場に進出! 驚愕の実力に迫る/ベントレー ベンテイガ 海外試乗(2/4)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:ベントレーモータージャパン
6リッター12気筒ツインターボ、最高速度は実に301km/h!!
エンジンは、6.0リッターW型12気筒を2機のターボチャージャーで過給したもの。形式こそコンチネンタルシリーズで長年用いられてきたものと変わらないが、全面的に刷新されている。最高出力608ps/447kW@5250~6000rpm、最大トルク900Nm@1250~4500rpm。
その大パワーと大トルクは、ボディパネルやアンダーボディ、内部の構造材などにアルミ材を多量に使用しているとはいえ、2422kgにもなるベンテイガを0-100km/hを4.1秒という極く短時間で加速させ、最高速度は301km/hにもまで到達させる。
トランスミッションは8段オートマチック。ステアリングホイール裏にはパドルがあるが、これも別の形状のものに改められた。
8つの走行モードがあれば、何処へでも進んで行ける
前後輪へはトルセンタイプのセンターデフで駆動力が配分され、常時4輪を駆動する。エアサスペンションによって最低地上高を4段階に変えることができる。
これまでのベントレー各車にはオンロード走行用の4つのモードが備わっていたが、ベンテイガにはオフロード走行のための4つのモードが追加されている。向かって右上から、雪と草、ダートとグラベル、泥とトレイル、砂。オンロード用は、左上からカスタム、コンフォート、B(Bentleyのロゴ)、スポーツ。
Bモードとは「スポーツとコンフォートを入念に組み合わせた」ものだ。
[SUVでもやはり「ベントレー」の乗り味は健在なのか・・・次ページへ続く]
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