ベントレー Continental Flying Spur Speed 新車発表会速報
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新型コンチネンタル フライング スパー スピード発表
ベントレー・モーター・ジャパンは30日、2代目となる新型コンチネンタル フライング スパー スピード(Continental Flying Spur Speed)を発表した。
2005年に登場したコンチネンタル フライング スパー スピードは、品のある存在感と、英国生粋のクラフトマンシップの融合が織り成す、まさにクルマにとって豪華絢爛の象徴とも言える一台である。今回新たに投入されたコンチネンタル フライング スパー スピードは、これらのエッセンスを充分取り入れた上で、心臓には12気筒エンジンを搭載し、強烈なパワーをアピール。ちなみにこの動力は、英国産4ドアモデルの中でも最大級のパワーを誇る、まさに正真正銘の“パワー・オブ・ラグジュアリー車”と呼ぶに相応しいパフォーマンスを披露する。
コンチネンタル フライング スパー スピードの主な特徴は、アコースティックガラスの採用や、エグゾーストパイプの改良による遮音性能の向上、そして、スプリング、ダンパーレートの最適化や、アンチロールバーの剛性変更により、サスペンションの向上も行われている。電動リクライニングシートを設定や、DVDや地デジ対応のリアエンターテイメントの採用による後席の快適性向上が挙げられる。
このコンチネンタル フライング スパー スピードのセグメントは、2,000万円から3,000万円台の価格帯クラスが揃う、いわゆる“ハイ・ラグジュアリー・セクター”と称される、ちょうど中核に位置するクラスである。このクラスの2004年の販売台数は、全世界で1,763台に留まっていたのに対し、2007年度はなんと、5,059台にまで拡大を示している。またそれに伴い、ベントレー・ブランドでの2007年度の世界総販売台数は約10,000台という状況にまで伸びており、うち日本をはじめとするアジア圏内は、全体の4%に当たる割合だという。
自動車市場の現状はますます厳しさを増す傾向にあるが、高級車セグメントの勢いは衰える様子を見せない。国内販売についても、予定通り順次導入を進めていくと、更なる活性化に拍車をかける展開を示している。
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