ベントレー 新型 コンチネンタルGTC&コンチネンタルGT V8 新車発表会速報
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
アッと驚く隠し玉で、第二世代「コンチネンタルGTC」日本デビューを盛り上げる
ベントレー 新型 コンチネンタルGTC&コンチネンタルGT V8 画像ギャラリー← 画像&プレゼンテーションの詳細チェックもコチラもチェック!
2011年秋、ドイツ・フランクフルトで開催されたIAAフランクフルトモーターショーでワールドプレミアを果たしたベントレーの新世代コンバーチブル「ベントレー コンチネンタル GTC」がいよいよ日本にやってきた。人気の4シータークーペ「コンチネンタル GT」の4シーターオープンモデルだ。
日本でのデビューを飾るプレスプレビューの場で、ベントレーモーターズは飛びっきりの隠し玉を伴ってやってきた!
なんと、2012年新春開催のデトロイトモーターショーで世界デビューを果たす(はずの)まっさらな新型車「コンチネンタルGT V8モデル」を、特別に持ち込んだのだ!
これぞ贅沢の極み! 4シーターコンバーチブル「コンチネンタル GTC」
新型「ベントレー コンチネンタル GTC」は、既に日本へ導入済みの第二世代「コンチネンタル GT」をオープン化したモデルだ。
6リッター W12気筒 ツインターボエンジン(575馬力!)を搭載するフルタイムAWD、という超ド級スーパースポーツモデルの成り立ちはそのまま。これを4シーターオープン化したのみならず、英国車らしいクラフトマンシップによるハンドメイドの贅沢過ぎる内外装との仕立てを組み合わせた、クルマ好きにとってこのうえない「贅沢の極み」をそのまま具現化したようなクルマだ。
価格は2640万円[消費税込み]。17色のボディカラーに6種類の内装組み合わせ、さらに7種類のウッドパネルからセレクト出来るなど、超高級車らしい選ぶ楽しさ(とセンス)がユーザーにも求められる。
ベントレーによれば、ターゲットとなる顧客の14%は女性。これはベントレー車の中で最も高い比率だという。そのためかプレゼンテーションも、女性モデルがステージに登場し、男性を助手席に座らせてさっそうと走らせるシーンを再現してみせた。
そんなベントレー 新型 コンチネンタル GTCの詳しいプレゼンテーションの模様については、ぜひリンク先も併せてチェックして欲しい。
新規顧客獲得も目論んだ、お買い得(!)な「コンチネンタルGT V8モデル」
さて、隠し玉の「コンチネンタルGT V8モデル」は、本来であれば年明けの2012年1月に北米・デトロイトで開幕する北米国際オートショー(通称デトロイトショー)で初めて世界初公開されるモデルだ。それがこの年の瀬、12月21日に東京で公開される意味は大きい。
これまでのW12 6.0リッター ツインターボエンジンモデルに対し、V8 4.0リッター ツインターボとし、ボディカラーや内装のラインナップのバリエーションも若干簡略化した(もちろんそれでも十分に贅沢な仕立てであることに変わりはない)ことで、より手頃な(!)価格設定でリリースされる見込みとなっている。よりスポーティなラインとして位置づけられ、ベントレーのロゴ「フライングB」も赤い色で統一されている。このほかグリル・バンパー開口部の形状や塗り分けなど、W12モデルとの外観上の差別化もさりげなく図られている。
実はこのプレス向けプレビューの後、首都圏の顧客を中心とした商談イベントが同会場で行われる。まだ正式に価格も発表されていない状態のこのモデルに対し、ベントレー側の予想をはるかに上回る来場予約が入っているというのだから驚かされる。他銘柄からの乗り換えを検討する新規の顧客層も多い模様で、ベントレーとしてはこのV8モデルとGTCの導入を導火線として、2012年の販売も一気に台数の上乗せを図りたい目論見だ。
■ベントレー 新型 コンチネンタルGTC&コンチネンタルGT V8 画像ギャラリー← 画像&プレゼンテーションの詳細チェックはコチラもチェック!
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