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試乗レポート 2007/1/22 13:42

アウディ TTロードスター 海外試乗レポート(3/3)

関連: アウディ TTロードスター Text: 西川 淳 Photo: アウディ・ジャパン株式会社
アウディ TTロードスター 海外試乗レポート

オープンカーならではの「心地よい」演出と乗り味

日本市場への導入は、5月頃発表の夏前あたりになりそうで、まずは直4+FF+Sトロニックの16インチ仕様(オプションで17インチ)が発売される予定だ。ほぼ同じ仕様に試乗してみた。

ドアの開閉で早くも手応えを感じる。オープンカーであるにも関わらず、バスッと適度に重厚感があって頼もしい。オープンにして走り出してすぐの、ファーストインプレッションが既に、「こいつはひょっとするとクーペよりいいかも」であった。

節々の効いた枠組みで囲まれたような、いかにもアルミニウムボディらしいモダンな乗り味をみせたクーペに対して、ルーフが開放されている分、肩の余計な力を抜いたような、心地いいと感じるレベルの乗り味になっている。軽快なクルマにありがちな浮ついた印象もなく、路面にへばりつくような低重心な走りだ。

3~5千回転のエンジンサウンドも素晴らしい。きっとクーペもこんな”心地いいスポーツノート”を奏でていたのだろうが、直接自分の耳を奮わせてくれるオープンカーならではの演出である。

速度を上げていっても、基本的に「クーペより軽快で乗り心地もいい」という印象に変わりはない。パワフルさ、電光石火のシフトチェンジ、手応えもリニアなハンドリングなど、モダンなスポーツカーと言うにふさわしい内容だ。マグネティックライドコントロールとの相性も、クーペよりも勝っている。

電動のウィンドウディフレクターの効果こそ?で、最新ロードスターにしては風の巻き込みを感じる方だが、それ以外に不満がまるでない。風の巻き込みにしたって、オープンカーとはそういうモノだと思える人なら、声高に言うほどの欠点にならないはずだ。しかも、速度域がそれなりに高くなると、ディフレクターが効いてくる。また、クローズド時のしっかり感も十二分で、クーペとしても優秀。

実は、最も印象に残ったのが、FFの6MT仕様であった。Sトロニックよりもさらに軽快で、ダイレクト感もあり、それでいて乗り心地もいい。もっとも、Sトロニックがもたらす魅力と相殺すればいい勝負である。まずはSトロニックのFFから導入というインポーターの判断は、だから正しい。落ち着いたらぜひ、6MTも輸入してほしいものだが。

比べてV6+クワトロは、軽快感に乏しく、乗り心地も硬めで、クーペV6に感じた良質なGTカーという雰囲気が若干だが損なわれていたように思う。ダイナミックな性能ではさすがに一歩秀でるが、軽快さで差し引きゼロ。その気にさせるサウンドを考えれば、スポーティ度でもFFモデルが上か。

欧州仕様でクーペ+2000ユーロで販売される。日本円にして約30万円のプラス。為替の調整があるから、ひょっとすると日本仕様はもう少し安くなるかも知れない。今からクーペを考えている人も、検討の余地があると思う。個人的には、クーペよりも買いだと感じた。

筆者: 西川 淳

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