アウディ A4アバント 2.0 TFSI 試乗レポート(4/4)

アウディ A4アバント 2.0 TFSI 試乗レポート
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これはA4シリーズきってのスポーティモデルだ

ステアリング

低速では硬めだが、速度を上げるにつれフラット感が増していく乗り心地や、4WDらしからぬ自然な身のこなし、アクセルを踏むとFRのように旋回を強めてくれるコーナー立ち上がりは、3.2L V6とほぼ同じ感触だった。取材日は春の嵐と呼びたくなるような大雨にたたられたが、悪条件下でもこのハンドリングを安全確実に味わえたのは、ひとえにクワトロシステムのおかげだ。

 でも同じクワトロなのに、静かでスムーズな3.2L V6より積極的に操ろうという気にさせる。4気筒ターボならではの小気味よさのおかげだろう。とくに車高を20mmローダウンさせるスポーツサスペンションとスポーツシートを備えたSラインでは、エンジンのキャラクターにつられて、ついついペースが上がりがちだった。

2.0TFSIクワトロ投入の当初の目的は、広いギャップを埋めるための中間車種だったのかもしれない。ところがその性格は、エントリーモデルの1.8ターボやラグジュアリーな3.2V6クワトロの延長線上にはなかった。A4シリーズきってのスポーティモデルだったのである。

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森口 将之
筆者森口 将之

1962年東京都生まれ。モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。自動車専門誌の編集部を経て1993年フリーに。各種雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで活動。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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