アウディ TTSクーペ 試乗会レポート(4/4)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:島村栄二
魅力的なTTのラインナップ
最後にTTシリーズのラインナップをもう一度整理してみる。
クーペは2Lターボ(200馬力 FF)、2Lターボ(200馬力 クワトロ)、V6 3.2L (250馬力クワトロ)、そしてTTSの4種。ロードスターは2Lターボ(200馬力 FF)の1種のみ。ミッションはすべて6速マニュアルシフトモード付のSトロニックを採用している。
車両価格は、2LターボクーペFF車の439万円をエントリーとし、上はTTSの675万円までとなる。
今回、加わったTTSは、272馬力のスペックほど過激さは感じられなかった。コーナーでの動きも路面が荒れていると、ややハネ気味で、緊張させられるシーンもあった。
これまでに乗った印象から、ボク個人のベストモデルは、2Lターボのロードスター(489万円)が好み。ホロは天井部分がハードボードになっており、居住性も悪くない。そのホロは時速50キロ近くまでなら走行中に自動開閉できる。いつでも気軽にオープンを楽しめるのもうれしいポイントである。
“S”が加わり、さらにバリエーションに富んだラインナップを展開するアウディTT。あなた好みのTTは見つかっただろうか。
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