圧倒的な存在感にエレガントさを漂わせた中身は、最新テクノロジー満載!アウディ 新型Q7試乗レポート(3/4)

圧倒的な存在感にエレガントさを漂わせた中身は、最新テクノロジー満載!アウディ 新型Q7試乗レポート
アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro] 画像ギャラリーはこちら

最大300㎏の軽量化の恩恵を受け、パワーは従来型の3.0TFSIに迫るほど

アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro]

さて、肝心の走りだが、これはアウディのモータースポーツテクノロジーをもふんだんに享受した、異様なる軽量化がビシバシ効いている。その差、従来型比較で最大300㎏というのだから圧倒的だ。

試乗が叶ったのは2.0TFSI quattroだったが、このボディサイズにして約2トンとかなり軽い。

それに対し、パワーの向上もしっかりとなされている。

アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro]アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro]

数値で言えばこの2.0TFSI、従来型の3.0TFSIに迫るほどの勢いだ。最大出力は252ps、最大トルクは370Nmとなっていて、従来型3.0TFSIはそれぞれが272ps、400Nmと肉迫。0-100㎞加速に関しては、従来型3.0TFSIが7.9秒に対して新型2.0TFSIが6.9秒と完全に上回っている。

確かに、踏み始めからズバっと元気のいいエンジンは2.0TFSIでもまったくストレスを感じない。

キャビンは最近のアウディにないくらいコンフォートな感じで、この辺でスポーティーなQ5やQ3など、弟分と性格をきっちり棲み分けている印象。

逆に弟が出来たことで、Q7は思う存分リッチな方向に性格を振られるようになったのかもしれない。

このボディサイズでも軽々と引っ張る頼りがいを感じる直4 2リッターターボエンジン

アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro]

新型Q7には他のモデル同様、ドライブセレクトが用意されていて、オート、コンフォート、ダイナミック、そしてSUVらしくオールロード、オフロードまたはリフト/オフロードに設定が出来る。また、これはオプションのアダプティブエアサスペンションとも連動していて、乗り味を幾通りにも変えることが可能だ。

軽量化とパワフルさを手っ取り早く体感できるのは「ダイナミックモード」。ほんの少し、アクセルを踏み込んだだけでたやすくフワっ、スルっとトルクが膨らみ、文字通り押し出されるような加速を全身で受け止めることが出来る。直4の2リッターターボエンジンの猛々しい若々しさは、このボディサイズでも軽々と引っ張る頼りがいを感じた。

しかし、一般道ではややアクセル開度に対してトルクの盛り上がり方が繊細なので、ちょっと疲れてしまうかもしれない。

オーナーが最もお世話になるのは、デフォルトで設定される「オート」だと思うが、このアクセルの感じはかなりリニア。しかし、エアサスとの連動ではやや入力に対してブワブワふわふわする。

というわけで、個人的には「ダイナミックモード」のアシと、「オート」モードのアクセル開度をカスタマイズして「インディビデュアル」の欄に設定しておくことがベスト。

これも先述のセンタークラスター内の画面で設定できる。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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