アウディ A5 カブリオレ 試乗レポート/藤島知子(3/3)
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- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:オートックワン編集部
風の流れに乗ってドライブしているような一体感
今回登場したのは1グレードのみで、3.2LFSIエンジン×7速のSトロニック仕様。4輪駆動のクワトロシステムを搭載したものとなる。
オープンモデルというと補強やルーフの開閉ユニットで重量増は免れないが、ソフトトップやアルミやマグネシウム製の補強パーツが使われていることで、想像していたよりもフットワークははるかに軽い。
クワトロについては、通常は前後のトルク配分が40:60だが、旋回時は最大で80%のトルクをリヤに振り分けるため、ステアリングの操舵感はFR車をドライブしているかのようにスムーズに扱える。
余裕のパワーを内に秘めつつも、街乗りからワインディングまで気持ちよく駆け抜けられる軽快さは、オープン時に走行していると、まるで風の流れに乗ってドライブしているような一体感が得られて、カブリオレの醍醐味を存分に満喫できる。
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