アウディ A5 カブリオレ 試乗レポート/藤島知子(2/3)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:オートックワン編集部
ゆとりのある広さと、豊富なカラーバリエーションを持つインテリア
インテリアについてもコダワリの仕立てになっている。
まず、前席の着座位置は低めで、ドライバー中心にレイアウトされたコックピットの形状とあいまって、スポーティーさは満点だ。
オープンモデルならではの配慮といえるのが、クーペモデルと差別化した内装のバリエーションの豊富さだろう。8色のボディカラーに合わせて、内装はブラック/シナモン/カルダモンベージュの3つのタイプが設定されており、それぞれにローレルナツメグとウォールナットの2種類の木目パネル、シートやドアトリム、ダッシュボード、ステアリング、天井やカーペットに至るまであらかじめコーディネートされている。
ちなみに、ソフトトップはレッド/ブルー/ブラウン/ブラックの4色から好きなものが選択可能。こうして、組み合わせが選べるところも、新車購入時に迷う楽しみがありそうだ。
さらに、レザーやウッド、ホイールを細部に渡ってオーダーメイドをする場合は、13,000通りもの組み合わせが可能で、自分だけの一台を作ることもできる。
また、レザーシートは太陽に晒されると熱をもち、夏場に軽装で乗り込むと素肌が触れてヤケドしそうになることもしばしばだが、ミラノレザーのスポーツシートは表面に特殊なコーティングをすることで赤外線を反射。表面温度を20℃低く抑えられるという。
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