アウディ A4アバント 試乗レポート(2/4)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:原田淳
エレガンス・フォルムが魅せるものとは
新型A4 アバントのボディサイズは全長4,705mm、全幅1,825mm、全高1,645mm、そしてホイールベースは2,810mmとなる。
これは、先代と比較すると、全長+120mm、全幅+55mm、全高+10mm、ホイールベース+165mm、と、それぞれ拡大が図られている。つまり、大きくなったボディサイズは、3月にデビューしたセダンと同じ全長、全幅、ホイールベースなのだ。
ワゴンでありながらセダンと同じ全長というところが、A4 アバントの特徴のひとつでもある。その意味は、荷室の広さよりもボディスタイルのバランスを重視した結果だからだ。
実際に荷室の奥行、幅を計測してみると、旧アバントと大差はない。
さすがデザインを重視しただけあり、とてもバランスが整っているスタイリングだ。セダンと同じ迫力のあるフロントマスク、フェンダーからテールランプに伸びる上下のキャラクターライン、凸凹のあるリアゲートは傾斜角が大きく、スポーティ感を強調している。ボディの品質感も高い。
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