アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ(マイナーチェンジ)試乗レポート/飯田裕子(1/2)

  • 筆者: 飯田 裕子
  • カメラマン:オートックワン編集部
アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ(マイナーチェンジ)試乗レポート/飯田裕子
アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ 試乗走行イメージ1 アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ 試乗走行イメージ2 アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ 試乗走行イメージ3 アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ 試乗走行イメージ4 アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ 試乗走行イメージ5 アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ 試乗走行イメージ5 アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロを試乗する飯田裕子さん アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ フロントイメージ アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ リアイメージ アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ リアイメージ(ラゲッジ開) アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ 正面から 画像ギャラリーはこちら

装備や質感のクラスアップに加え、燃費向上なども施された新型A4

アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロと飯田裕子さん

2008年にフルモデルチェンジした「アウディ A4」に今回、ビッグマイナーチェンジが図られた。

A4は、海外はもちろん日本においても販売台数の25%をも占めるアウディの主力モデル。

新型A4のラインナップは2リッター直噴ターボエンジンを搭載するセダンとアヴァントに、これまでと同様FFとクワトロ(4WD)が設定され、さらに人気のあるS-Lineパッケージも用意されている。また、同タイミングで3リッターV6スーパーチャージャーを搭載する新型S4もラインナップに加わっている。

ベースモデルのエンジンは一種類に絞られたが、「お好みの仕様を今すぐにお選びいただけます」という状態だ。

今回の新型A4は、クラスアップしたかのような装備や質感の高さに、17~20%も向上した燃費と環境性能、さらに走りの違いや安全装備の追加などが主なトピックとなる。

ここでは、A4アヴァント(クワトロ)のドライブフィールと共にその変わり映えをお伝えしたい。

アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ フロントイメージアウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ リアイメージアウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ 正面からアウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ 後ろからアウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ サイドイメージ

エクステリアの変更は主にフロント周りに

アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ
アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロアウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ

エクステリアデザインの変更点はフロントまわりに集中しており、近年に登場しているA1やA6などニューフェイスたちの流れを汲む表情が感じられる。

具体的にはボンネットやバンパー、ヘッドランプやフォグランプ、エアインレットなどの形状が変わった。先代から採用している大型シングルフレームグリルの角に丸みが付き、ヘッドライトは目頭が上部から始まるツリ目系の輪郭に。その下辺は緩やかな波形を描き、ホイールハウス方向へと広がっている。

また内部構造も一新され、キセノンレンズを囲むようなウイング形状のデザインをしたLEDポジショニングランプが採用され、獲物を狙う鳥のような鋭さがA4にも与えられている。

リヤまわりでもバンパーに加え、ヘッドライトの形状変更を反映したテールライトがLEDによってその内部を構成している。

乗り込んだ瞬間から感じられる、インテリアのクラスアップ感

アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ
アウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロアウディ A4アバント 2.0TFSIクワトロ

一部デザイン変更が行われて装備面も充実したインテリアには、クラスアップ感が窺える。

ステアリングホイールやシフトノブの形状が変更され、シフトノブについてはA6やA7と同様のものが採用されている。ナビゲーションはA8と同じプラットフォームを採用しているそうだ。

見た目の雰囲気はクロームの採用率が上がって、ピアノブラックの艶もアクセントに加わり、例えば新採用のウッドパネルまでプラスした場合には、確かにこれまで以上の質感の高さと新しさを感じることができる。

またシフトレバー周辺に配されたMMI(マルチメディアインターフェース)のスイッチの数も減り、スッキリとした印象が強まった。

すると心配なのは操作性だ。スイッチが減る分ダイレクトな操作がしにくくなる傾向がアウディに限らず近年の他メーカーモデルにもうかがえる。

が、A4のMMIは求める機能への操作に複雑さは感じられない。この手の操作を苦手とする者にとってはホッとできる部分ではないか。

ちなみに、走行フィールを選択/変更できるドライブセレクト機能に、今回から“効率モード”=エコ走行モードが追加されている。またエンターテインメント機能としてはアップル製品との互換性も高まっている。

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飯田 裕子
筆者飯田 裕子

OL時代に始めたレース活動をきっかけに、クルマへの興味/関心を深め、フリーの自動車ジャーナリストに転身。自動車雑誌への執筆や自動車系TV番組出演などから、活動の場を広げ、現在では女性誌および一般誌、新聞、Web、ラジオ番組でのパーソナリティ、TV、トークショーと活躍の場は幅広い。ドライビングインストラクターとしてのキャリアも長く、自動車メーカーをはじめ、一般企業、保険会社、警視庁などが主催するスクールでの指導にも定評あり。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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