Audi A3 Sportback 1.4TFSI企画 ライバル3台徹底比較(2/4)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部

迎え撃つライバルとは

BMW 116i

プレミアムコンパクト・セグメントに属するアウディA3スポーツバック1.4TFSIと比較するのは、BMW116i。同じドイツ車で、プレミアムコンパクトという同セグメントに位置しながらも、クルマ造りの方法論が全く異なる。最も大きな違いは、駆動方式だ。

BMW116iは、他のBMW同様に後輪駆動を採る。ほとんど全てのBMWは、頑なに後輪駆動を採用している。それは、後輪駆動が持つ特性によるもの。

前輪には舵取り、後輪には駆動、と役割を分担させることにより、シャープなハンドリングと機敏な運動性を目指している。

BMW116iのエンジンは1.6リッター直列4気筒。最高出力115馬力/6,000回転、最大トルク15.3kgm/4,300回転を発生している。

トランスミッションはマニュアル変速可能な6速AT。ストラット式フロントサスペンションや5リンク式リヤサスペンションなどは、兄貴分の3シリーズ譲りのBMW流だ。

TOYOTA Prius

ドイツ車の2台に割って入るのが、日本代表のトヨタプリウス。ハイブリッドカーの元祖であり、代名詞的な存在だ。

現在、トヨタプリウス以外にもハイブリッドカーは多数存在するが、トヨタプリウスが搭載するハイブリッドシステムは、複雑なコントロールがなされているところが特徴的だ。

状況に応じて、エンジンと電気モーターを最適な効率で組み合わせ駆動力に変えて走行。 また、先進のシステムにより、無駄なくエネルギーを回収・充電して再利用。

停止時のアイドリングストップ機構も、燃費低減に貢献している。さらに、市街地走行などで、 電気モーターのみでの走行距離が伸びたのも旧型からの進化点のひとつだ。

トヨタプリウスは、アウディA3スポーツバック1.4TFSIとコンセプトの全く異なるクルマであり、燃費効率の向上へのアプローチも異なるが、あえて比較対象とした。

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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