アストンマーティン V8 ヴァンテージS 試乗レポート/石川真禧照(3/4)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:オートックワン編集部
SPORTボタンにご注意!
V8 4.7リッターエンジンはノーマルのヴァンテージよりも若干チューンされている。
出力で10馬力、トルクは20Nmアップし、436馬力、490Nm。主にエアインテークと点火プログラムの改良だ。
ミッションはスポーツシフトⅡというセミAT。グランツィアーノ製の7速で、シングルクラッチと電子制御によりシフトする。このシステムはこれまでのシステムよりも30kg軽量化できることで採用されたものだ。
シフトはセンターパネルのボタンで選択する。Dを押せばATモードで走りだす。マニュアルモードはコラムから生えているパドルレバーで操作する。ATモードに戻したい時は、センターパネルのDボタンを押せばよい。
センターパネルのボタンの中で左端にあるSPORTボタンはギアチェンジが高速化され、シフトアップが制御されるモードを選択するボタンだ。アクセルレスポンスもクイックになる。エクゾーストノートも3,000回転をオーバーするとボリュームアップし、勇ましいサウンドを周囲に響かす。
ブレーキも強化され、DSCも3ステージで、ドライバーの好みに合わせることができる。リアのサスペンションも強化されており、左右のタワーバーも加えられている。
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