アストンマーティン V8 ヴァンテージS 試乗レポート/石川真禧照(2/4)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:オートックワン編集部
カーボン尽くしのデザインディテール
ヴァンテージシリーズは2シーター、リアゲート付きのスポーツカー。
ボディサイズはSになってもノーマル仕様とほとんど変わらない。しかし、フロントはカーボンファイバー製のスポイラーが路面を抱え込むように張り出している。
サイドはレーシングカーからヒントを得たワイド化されたシルが車体側面の空気の流れを制御する。さらにクーペのリアにはこれまでのアストン史上、最も大きな面積のフリップが反りかえっている。リアバンパーの下にはカーボンファイバー製ディフューザーが装備されている。
ホイールは19インチ、ダイヤモンド研磨仕上げ。オプションのアルミ鍛造ホイールは1本0.5kgの軽量化になるという。
インテリアもヴァンテージS専用になる。シートはバケットタイプ。オプションで17kgも軽いカーボンファイバー・ケブラーのシートも選べる。
ハンドルはフルレザーかアルカンターラを選択できる。試乗車はアルカンターラを装着していた。さらに、インストルメントパネルなどにピアノブラックを使用するオプションも用意されている。
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