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試乗レポート 2010/11/24 16:48

アストンマーチン ラピード 試乗レポート(2/2)

関連: アストンマーティン Text: 石川 真禧照 Photo: オートックワン編集部
アストンマーチン ラピード 試乗レポート

ラピードは正真正銘の4ドア「スポーツカー」

アストンマーティン ラピード

さっそく、ラピードに乗りこむことにしよう。

アストンマーチンのドアは、水平方向よりもナナメ上に開くのが特徴だ。

このドアは「スワンウイング」と名付けられている。白鳥が水に浮かびながら羽を持ち上げているときの姿に似ているからだ。

でも、このドアの動きのおかげで狭いところでの乗り降りがとてもしやすい。これはリアシートでも同じ。

アストンマーティン ラピード
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リアシートは完全に左右セパレート。

ドアを開けるとなぜかウィンドウが3分の2ぐらい開く。シートは細身でタイトだが、一度座ってしまえばしっかりと体をホールドしてくれる。

実際に発売前に英国でテストドライブに参加し、そのときリアシートにも座ってみたのだが、かなりハードなコーナリングの連続でも体がピタリと支えられ、不安はなかった。

乗り心地もハードモードでは絶えず上下動がキツかったが、ノーマルモードなら耐えられる動きだった。

モードの切替で、常にリアシートに人を座らせるという人にでも、満足はしてもらえると思う。このリアシートは背もたれが前に倒せ、リアゲートからであれば1m以上の長さのものが収納できる。

ラゲッジスぺ―スは通常はシートとの間にボードが立てられているので、完全にセパレートさせることもできる。実用性は高い。

アストンマーティン ラピード
アストンマーティン ラピードアストンマーティン ラピードと石川真禧照氏

センターパネル上にあるアストンマーチンのエンブレムにクリスタルのキーを差しこみプッシュすると、V12エンジンが爆音とともに目覚める。早朝住宅街では気を使う音量でアイドリングする。

センターパネルのDボタンを押してスタート。1,500回転からアクセルレスポンスがよく、力強く加速する。

2,500回転まで達すると、その加速はさらに力強くなる。これがノーマルモード。コンソールにあるスポーツモードボタンを押せばその加速はさらに力強さを増していく。

動力性能は想像以上に凄い。5,000回転で回しても(6,000まで回る)、1速で45km/h、2速85km/h、3速に入り直ぐに100km/hへ到達してしまう。もし、そのままシフトアップして行けば4速では165km/h、5速で215km/hになるだろう。

一方、100km/h巡航はDで1,800回転、5速でも2,200回転なので、燃費は意外に良い(といっても4.5~5.0km/L!)ちなみに町中は3.0km/L前後だ。

常に重めのハンドルと硬めの乗り心地は、まさに男のスポーツカー。さらに、モードはノーマルで十分だ。ハードモードのセッティングはサーキット用では?と思えるほどに硬い。ラピードは確かに4ドアの「スポーツカー」であった。

同じ4ドアのポルシェ パナメーラが乗用車方向に振ったのに対し、アストンマーチンはピュアスポーツの世界にとどまった。

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