魅惑の4シーターオープン/メルセデス・ベンツ「Cクラスカブリオレ」海外試乗レポート(4/5)
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- 筆者: 川端 由美
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
キャラクターに相応しいコンフォート性能の高さ
アドリア海から険しいワインディングロードを抜けて、最後に古代ローマからハプスブルク家の時代まで長きにわたって栄えてきたトリエステの町中へと到着する。
町中をゆったりと走るシーンでは、オープンエアならではの景色との一体感が味わえる上に、室内の快適性が際立つ。コンフォートを選んで、ゆったりと快適に走らせると、さっきまで山道で果敢な走りを見せたのとは別のクルマのようだ。足回りが熟成されたのか、セダンと比べても乗り心地が向上している。
アジリティを高めてスポーティに仕上げたというのが、Cクラスの真骨頂だが、同時にカブリオレでは景色を楽しむようなシーンでの快適性も重要視されるべきだ。
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