車で行ける大人のデートスポット 東京のクリスマスイルミネーション5選!オープンカーで行けば2人の距離は急接近!?

  • 筆者: 松田 タクヤ
  • カメラマン:松田 タクヤ

冬こそオープンカーだ!きらめく街並を見る 夜のドライブデートに二人で行こう!

寒い冬空の下、屋根を開けてオープンカーで走る…、オープンカーに乗ったことのない人であれば「寒いに決まっている」と思うだろう。しかし、それは大きな間違いである。

「天気の良い海沿いの道をオープンカーで走ったら気持ちよさそう!」と多くの方は思うであろう。それは正解でもあるし、間違いでもある。夏のオープンドライブは確かに気持ちいいと感じることもあるが、快感以上に地獄が待っていることの方が多い。

カンカン照りの太陽は容赦なく身体を照り付け、走行風はほぼ当たらず、30度を越える気温はエアコンの冷風をマックスにしてもほぼ無意味。真夏にオープンドライブを楽しむのは体力的にも数十分が限度だろう。

しかし、冬のオープンドライブは違う。フロントウインドウとドアウインドウが適度に冷気を遮断し、走行時には頭上にに空気の膜ができるため、エアコンで暖められた室内は思いのほか暖かい。

そう、オープンカーは冬の乗り物だと断言しよう!

さて、今回はそんなオープンカーで東京都内にあるオートックワン周辺のイルミネーションスポットを5か所廻ってみた。ぽかぽかの車内から上を見上げれば、煌くイルミネーションの街並みを遮るものなく楽しむことができる。

イルミネーションスポットドライブに使用した車は、アバルトの124スパイダーだ。真っ赤なイタリアのオープンカーでイルミネーションを見れば、二人の距離は急接近間違いなしだ! ちなみに、今回は編集部の男二人でドライブに出発したことも付け加えておこう。

>>都内イルミネーションスポットの画像を見る!

表参道イルミネーション2017|ブランドストアが並ぶオシャレな街並み

一か所目は、東京都港区にある表参道通りのイルミネーションだ。神宮橋交差点から表参道交差点までの全長1.1kmの区間は、2017年12月25日(月)までの期間、150本の欅並木が約90万個のLEDイルミネーションで彩られる。

イルミネーション期間中は、シャンパンゴールドのLEDがブティックやブランドショップが立ち並ぶ表参道の通りを彩り、訪れる人々を笑顔にしてくれる。

車で走るだけでも雰囲気満点だが、通りには60分制限の路上駐車スペースも設けられているため(9:00-20:00)、車を止めてイルミネーションを楽しむことも可能だ。2017年の表参道イルミネーションは、表参道全域で点灯が実施されるのは7年ぶりのこと。今度はいつ全点灯するか分からないので、2017年12月25日までの期間にドライブに出かけてみてはいかがだろうか?

Epson presents 表参道イルミネーション2017の概要

開催期間:2017年11月30日(木)~12月25日(月)

点灯時間:日没~22:00

開催場所:神宮橋交差点~表参道交差点

装飾本数:150本

LED数:約90万個

>>表参道イルミネーション2017へのアクセス

けやき坂イルミネーション2017|2つの違う顔を見せる並木道は一見の価値あり!

六本木ヒルズにある約400mに渡る坂、けやき坂。ここの通りにある欅の木65本には、12月25日(月)までの期間、約120万個のLEDによる壮大なイルミネーションが展開されている。

去年に引き続き、時間帯によってホワイトとブルー、琥珀色とキャンドル色に移り変わる2種類の点灯パターンが特徴的なけやき坂のイルミネーションは、期間終了までは24:00まで点灯しているのも嬉しいポイント。

一時間のうち、琥珀色とキャンドル色になっている時間は20分間だけなので、この色の街並みを車で走ることができた人はラッキーだ。

路上駐車をすることはできないので、走るだけでは物足りない方は付近のコインパーキングや六本木ヒルズの駐車場を利用すると良い。

けやき坂イルミネーション2017の概要

開催期間:2017年11月7日(火)~12月25日(月)

点灯時間:17:00~24:00

開催場所:六本木けやき坂通り

装飾本数:65本

LED数:約120万個

>>けやき坂イルミネーション2017へのアクセス

カレッタ汐留イルミネーション2017|今年のテーマはディズニー映画”美女と野獣”

港区汐留にある商業施設、カレッタ汐留。このショッピングセンターのB2Fカレッタプラザでは、例年大人気となるイルミネーションイベントが2017年も開催されている。

カレッタプラザ一面に広がるLEDイルミネーションの今年のテーマは、ディズニー映画の「美女と野獣」だ。

17時から23時までの点灯時間中は、約15分間隔で美女と野獣の世界観をイメージした3種類のイルミネーションショーが随時開催される。

12月は、映画劇中に城の大広間で踊る名シーンをイメージした「美女と野獣」、セリーヌディオンが歌うテーマ曲をイメージした「時は永遠に」の2種類。1月~2月は「美女と野獣」の他に、映画劇中に野獣がベルを開放した後に一人城で歌う「ひそかな夢」をイメージしたイルミネーションショーが期間限定で開催される。

カレッタプラザのほぼ中央に位置する特設ツリー内には、魔女が呪いをかけた薔薇のイミテーションが展示され、誰でも記念撮影をすることが可能だ。

カレッタ汐留には地下駐車場も完備、またカレッタ汐留全域で美女と野獣のコラボレーション企画も開催される。ぜひ家族や恋人と車で訪れてみてはいかがだろうか。

カレッタイルミネーション2017の概要

開催期間:2017年11月16日(木)~2018年2月14日(水)

点灯時間:17:00~23:00 ※1.2月は18:00~23:00

開催場所:カレッタ汐留 B2Fカレッタプラザ

>>カレッタ汐留イルミネーション2017へのアクセス

丸の内仲通りイルミネーション2017|シャンパンゴールドのLEDで気分はゴージャス!

東京駅のほど近く、ブランドショップが立ち並ぶ丸の内仲通りは、2016年度の日本夜景遺産にも選ばれた名イルミネーションスポットだ。

丸の内仲通りの200本以上の街路樹には、シャンパンゴールドに色づいた約93万ものLED電飾が約1.2kmに渡り続き、工事中の看板の上部にまでイルミネーションが施されている徹底ぶり。

こちらのイルミネーションもカレッタ汐留と同様、クリスマス期間だけではなく2018年2月18日まで光輝いているので、長い期間イルミネーションを楽しむことが可能だ。

さらに付近の有楽町エリアでは、ヨーロッパで19世紀末から20世紀初頭にかけて開花した美術運動「アール・ヌーヴォー」をモチーフにした高さ約6mの光のゲートが登場するので、話題の”インスタ映え”もバッチリである。

丸の内仲通りイルミネーション2017の概要

開催期間:2017年11月9日(木)~2018年2月18日(日)

点灯時間:17:30~23:00 ※12月中は17:00~24:00

開催場所:千代田区丸の内 丸の内仲通り、東京駅周辺ほか

装飾本数:200本

LED数:約93万個

>>丸の内仲通りイルミネーション2017へのアクセス

渋谷公園通りイルミネーション2017(青の洞窟SHIBUYA)|どこまでも青い世界にウットリ

渋谷区にある渋谷公園通り、ここの神南1丁目交差点から渋谷区役所前交差点までのおよそ500mの区間では、2017年12月31日(日)までの期間中に街の街路樹がブルーの色のLEDイルミネーションで彩られている。

この渋谷公園通りを走っているだけでもクリスマスムード満点であるが、イルミネーションのメイン会場はその先にある「青の洞窟SHIBUYA」だ。

渋谷公園通りの先にある代々木公園内のケヤキ並木では、300mに渡って60万球のLEDを使用した一面ブルーのケヤキのトンネルが登場する、その名も「青の洞窟」。

青の洞窟にひとたび足を踏み入れてみると、まるで異世界に来たかのような幻想的空間を体験することができる。

青の洞窟はとりあえず青い、とにかく青いのだ。スマートフォンのカメラで撮影してみたものの、画面が青つぶれしてしまって何が何だか分からない。

具合が悪いのにイルミネーションに誘われ、断り切れなかった方はここをセレクトしてみよう。あなたの青白い顔もここでならラクにカモフラージュできることうけあいだ。

2014年に中目黒で開催された「Nakameguro青の洞窟」に続いて、「青の洞窟SHIBUYA」も人気のイルミネーションスポットとなるため来場者は非常に多い。加えて専用の駐車場が用意されないため、車で青の洞窟へ行くためには付近のコインパーキングを利用する必要がある。

しかし、長い人生の中でもこれほどまでに青い空間を目の当たりにすることはそうそう無いはず。それを体験するために足を運ぶ価値は、大いにあると言える。

渋谷公園通りイルミネーション(青の洞窟SHIBUYA)の概要

開催期間:2017年11月22日(水)~2017年12月31日(日)

点灯時間:17:00~22:00 ※1点灯時間は予告なく変更される可能性あり

開催場所:代々木公園ケヤキ並木~渋谷公園通り(約800m)

装飾本数:不明

LED数:約60万個

>>渋谷公園通りイルミネーション(青の洞窟SHIBUYA)へのアクセス

屋根を開けても全然寒くない! オープンカーは冬の乗り物だ!

都内5カ所のイルミネーションスポットを廻ってみて、かかった所要時間はおよそ4時間だった。

撮影をしながら廻ったのでこれほど時間がかかってしまったが、景色を楽しみながらのドライブデートならば2時間もあれば済んでしまうだろう。

アバルト124スパイダーはマツダのロードスターがベース。優れたパッケージングのおかげでドライブは終始快適そのものだった。常時オープン状態で走っていたが、人々の目線以外に寒さを感じる場面はなかった。

「おかえりなさい! 今日はあなたの大好きなお鍋よ!」

「やったぁ! パパ今日はたくさん食べちゃうぞぉ!」

などという光景が、どこぞやの家庭で繰り広げられているような時間帯に、中年男性二人がオープンカーでイルミネーションドライブである。

撮影終了後に代々木公園の屋台で食べた豚まんの温かさだけが、冷え切った僕たちの心を優しく癒してくれた。

そう、オープンカーで行く冬のドライブデートは、パートナー次第で心も身体もぽっかぽかになれるのだ。

[Text/Photo:松田 タクヤ(オートックワン編集部)]

アバルト 124スパイダーの主要スペック
車種名 アバルト 124スパイダー

パワートレイン

直列4気筒 ガソリンエンジン

JC08モード燃費

12.0km/L (6MTは13.8km/L)

価格(消費税込)

399万6000円 (6MTは388万8千円)

全長

4,060mm

全幅(車幅)

1,740mm

全高(車高)

1,240mm

車両重量

1,150kg (6MTは1,130kg)

乗車定員

2人

ホイールベース

2,310mm

エンジン種類

直列4気筒 マルチエア 16バルブ インタークーラー付きターボエンジン

排気量

1,368cc

エンジン最高出力

125kW(170PS)/5,500rpm

エンジン最大トルク

250N・m(25.5kg・m)/2,500rpm

燃料

無鉛プレミアムガソリン

アバルト/124スパイダー
アバルト 124スパイダーカタログを見る
新車価格:
406万円416.9万円
中古価格:
269万円550万円

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筆者松田 タクヤ
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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