F1のマクラーレンが造る市販スーパースポーツ「McLAREN 570S COUPE」 海外試乗レポート(3/4)

  • 筆者: 大谷 達也
  • カメラマン:マクラーレン・オートモーティブ
F1のマクラーレンが造る市販スーパースポーツ「McLAREN 570S COUPE」 海外試乗レポート
McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也 画像ギャラリーはこちら

気になるハンドリングと乗り心地のバランスは

McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也

続いて、私がもっとも心配していたハンドリングと乗り心地のバランス。

これも650Sと優劣つけがたいほどいい。個人的には、全体的なバランスを整えるためにステアリングのギア比を650Sよりほんの少しだけ早めている点が気にならなくもなかったが(でも、10分も乗っているうちに馴れた)、試乗会が行なわれたポルトガルの荒れた一般路を走っていても、乗り心地がゴツゴツすることはなかったし、サーキットでも意のままに操れるドライバビリティと俊敏性を備えていた。

◎こちらの記事も併せてチェック!

マクラーレン 650S 海外試乗レポート/大谷達也[2014年5月14日]

McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也

特に素晴らしいのが、ドライバーに恐怖感を与えず、「心配ないから、もっと踏んでも大丈夫だよ」とクルマに励まされているように感じられること。

私も以前はそうだったけれど、あまりスキルの高くないドライバーが極端に高性能なクルマに乗ると、怖いばかりでちっとも楽しめない。ところが、マクラーレンにはなぜかそれがなく、しっかり自信を抱きつつ、レーシングカーばりの超高性能を思いっきり引き出すことができるのだ。

この点は570Sもまったく同じで、一般道だろうがサーキットだろうが、思い切って走らせることができる。つまり、支払ったお金(2556万円!)に見合った楽しみが得られるスーパースポーツカーだといえるだろう。

可動式エアロの有無、その違いは体感できるか!?

McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也McLAREN 570S COUPE(マクラーレン 570S クーペ) 試乗レポート/大谷達也

可動式空力パーツがない影響は、たしかに超高速域で感じなくもない。けれども、だから怖くて走れないというほどでもない。

むしろ、650Sとの違いを明確に感じられるのは、日本の高速道路だったら逮捕されちゃうような速度域か、サーキットの長いストレートくらい。

言い換えれば、その違いを感じられるチャンスは滅多にやってこないともいえる。

[650馬力と570馬力、その違いとは!?・・・次ページへ続く]

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大谷 達也
筆者大谷 達也

1961年、神奈川県生まれ。エンジニア職を経験後、1990年二玄社に就職し、CG編集部に配属となる。以来、20年間にわたり同誌の新車情報、モータースポーツに関する記事を企画・編集・執筆。2010年3月フリーランスとなる。現在もCGの編集・執筆業務に携わる傍ら、ENGINE、GENROQ、東京中日スポーツ新聞、レーシングオンなどにも寄稿。日本モータースポーツ記者会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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