世界500台限定、4千万円超の価格・・・マクラーレン「675LT」新型車解説(3/3)
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- 筆者: 川端 由美
4000万円超といえど、持ち主によっては高いバリューが得られるはず
3モードの設定ができる新設計のサスペンションは、最高峰のP1で得た知見を基に、13.7kgの軽量化とアジリティの向上に成功している。あわせて800gも軽量化されたホイール(前19インチ/後20インチ)を履くことで、バネ下荷重の低減をはかり、さらなる操舵性の向上を図っている。
バネレートも前27%、後63%も引き締められており、トレッドの拡大とあわせて、コーナリング特性が大幅に高まっているに違いない。
価格は4,353万4000円。ベースとなる「650S」とは1,000万円の差がある。
しかし、世界500台限定となると、日本に何台入ってくるかは推して知るべしであり、代金を払えるから手に入れられるというものでもないだろう。加えて、「675LT」のパフォーマンスを引き出せる腕の持ち主であれば、バリューな選択となることに間違いはない。
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