インフィニティ初のコンパクトカー「Q30」試乗!反響次第で日本に導入?(2/4)

インフィニティ初のコンパクトカー「Q30」試乗!反響次第で日本に導入?
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Q30はなかなかのこってりしたイケメン!

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Q30はなかなかのイケメンだ。イケメンはイケメンでも最近のシュッとしたイケメンじゃなく、正統派のというか、昔ながらのというか、こってりしたイケメン。彫りが深い系。フロントグリルやCピラーにインフィニティのデザイン上の約束事であるアーク(弓形)のモチーフが使われている。

全体的に彫刻的で抑揚の大きい造形もインフィニティ各モデルに通じる。それにしても、コンパクトカーに標準で19~18インチタイヤ&ホイールが装着されているのだから贅沢な時代になったものだ。

インテリアもエクステリア同様、こってり系の有機的なデザイン。スイッチ類はどれも適当な位置にあり、使い勝手は悪くない。視界も良好だ。アルカンターラのシートは滑りにくく、かけ心地もよい。

ルーフやピラーの内側にはディナミカというスウェード調の素材が用いられており、見た目に優れるだけでなく、触れても心地よい。そのほか、プラスチックパーツの質感も高い。スイッチ類の感触もよろしい。日産ブランドのコンパクトカーとは一線を画す質感であることが乗り込んですぐにわかる。

ドア側についているパワーウインドウ、ドラミラー、パワーシート、クルーズコントロールなどのスイッチはメルセデス・ベンツ用がそのまま流用されている。また細かく見れば、メーター表示やキーシリンダーなどにもメルセデスの面影が見られる。

実はQ30の日本導入は未定のまま

インフィニティQ30

運悪くルフトハンザのストライキに当たって乗り継ぎ便を変更した結果、僕とスーツケースが別々の道を歩むことになって凹んだが、快晴で11月にもかかわらず日中は半袖でOKのリスボンへ着いてしまえば気分は爽快。高速道路や海辺のワインディングロードでQ30を走らせた。

Q30には4種類の排気量のエンジンがラインナップされる。いずれも直4ターボで、ガソリンが1.6リッター(122psと156psの2種類ある)と2.0リッター、ディーゼルが1.5リッターと2.2リッター。

トランスミッションは6速MTと7速DCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)の2種類。基本はFWDで、2リッターガソリンターボと2.2リッターディーゼルターボは4WDを選ぶこともできる。

今回我々に用意されたのは、2.0リッターガソリンターボと2.2リッターディーゼルターボ 、それに1.5リッターディーゼルターボ(最高出力107ps/4000rpm、最大トルク26.5kgm/1750-2500rpm)エンジンの3種類。2.0リッターガソリンターボと2.2リッターディーゼルターボがDCTで4WD、1.5リッターディーゼルターボがMTでFWDという仕様だ。

で、いったいどれが日本に入ってくるのか?そう思われたと思うが、ここでひとつご報告。実はQ30が日本で発売されるかどうかはまだ決まっていない。いや日産はもう決めているのかもしれないが、少なくともまだ表明していない。

じゃ、なぜこのタイミングで我々日本メディアを試乗会に呼んだのか? 「日本導入できるよう後押ししてください」とは広報部。要するに海外試乗記事という観測気球を打ち上げ、市場の反応を確かめるのが目的なのだろう。

それならそれでドーンと打ち上げよう。Q30を日本で売るべきか否か、日本で売ったら成功するか否かという観点で試乗した。

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塩見 智
筆者塩見 智

1972年岡山県生まれ。1995年に山陽新聞社入社後、2000年『ベストカー』編集部に入社。2004年(株)に二玄社『NAVI』編集部員となる。2009年『NAVI』編集長に就任。2011年からフリー編集者、ライターへ。主にWeb、ラジオ、雑誌等における試乗記からインタビュー、イベントの司会やトークショー等を手掛ける。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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